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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,103

Bunちゃん

2013年9月17日

 

 

 

 まず今週の話題はオリンピックでしょうか、さしてこの決定が報じられる以前は、2020年夏の五輪開催地に東京が立候補しており、その行方に日本国民が期待を持って大注目していた訳でも無く、何だか「降ってわいた」様なお祭り騒ぎの事態に至っております。

 元々、元都知事の石原慎太郎氏が張り切り東京への五輪招致を数年前から声上げていましたが、何となく東日本大震災以降「そんな場合ではない感」がこの国を覆っていた様な。又、立候補しても近隣の韓国や中国でも開催された後で半世紀経ったとは言え再び東京で、とは「無理だろう感」に支配されていたのでしょう、少なくともボクは。

 さて、今回繰り返し放映され高評価の最終日本チームによる「プレゼンテーション」、身ぶり手ぶり大きく普段の欧米人的コミュニケーション風景を更に誇張させた数々のアクション。「控えめな日本人像」からの先入観を打ち破る表現者達の連続に、各国IOC委員達は元より、当の我々日本人が一番インパクトを受けましたよ。「恥ずかしいやら」、「時代は変わった、いや、変わらなくては生き伸びていけない」、のだと。今回、滝川クリステルさんが脚光を浴びた「おもてなし」のアクションも、サービス業始め日本人の細やかな親切心は近年、世界に知れ始めている様ですが、無理なく東京五輪を超え広く息づいて欲しいもの。それと確かに七年先のお祭りが決まり、何か先行き不安なこの国にも「一つの希望」がそそり立ってくれた観は事実有ります、ひとつひとつ目標を立てては向い、一休みして又歩き出し、を続けて有意義な人生に育て上げなければ。

 次ぎは引退表明したアニメ界巨匠の宮崎駿氏ですが、一言で申して「終わりの寂しさ」が強く漂います、寂しいのは何にしても嫌ですね。新作「風立ちぬ」をベネチア映画祭出品中での区切りでしょうが、引退会見での作品通し一貫して子供達へ伝えたかったは「この世は生きるに値する」、って言葉に大人ながらもトテモ勇気を頂きましたよ。そして呑気な世の風潮へ喝を入れ続けるも、ここ数年来「現実の時代に追い越された」って言葉。富良野に居ります倉本聰さんも同じ様に感じている様な気が致します。

 エテシテ我々は又、「2020年、東京オリンピック」に浮かれ、現実の不安定さを覆いごまかし明日を生きようともしがちですが、シッカリと両面を区別しなければ、と自戒しつつ。

 

 

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