No.1,216
2016年2月 1日
今週の話題は大相撲初場所、日本出身力士優勝が何と十年振りらしく、琴奨菊関。その後の報道で彼の個人トレーニング映像がアップされていましたが、彼なりの「根拠」があった快勝劇であった模様、理由ある結果であったと。
それにしましても朝青龍から白鵬とモンゴル勢中心に回り続けているは理解しながらの「国技」も、現実十年振りとはね。一時は不祥事続き逆風受け、相撲協会も大荒れでしたが近頃は又、「満員御礼」続き人気回復傾向らしいですが、実力と人気を併せ持つ「和製関取」も程よくミックスなされた上で、活性化して頂ければ。
それとここ数場所たまにテレビで観て気になるのは、白鵬の「逆に吹っ切れた感」。それは、「もう、日本に馴染み良い子を演じるのはドウでもいいや!」って。大鵬さんが亡くなった辺りからかな、勝つだけ勝ったし十分稼いだし、本音を隠し日本人に好かれる言動に神経を使う感を薄め出したのは。「はっけょーい、のこった」の最初の当たりで猫だましとか、すかしたりとか、安直雰囲気を隠す気も失せているのでありましょう、白鵬時代の終わりの始まり。彼にとっての人生、まだまだ半ばでありますし行きたい先に向かうが良いでしょう、折角の築き上げた「名」を汚す事無くね。
話題は逸れますが、ここのところスポーツ界全般を見渡して、若きアスリート達の内でも際立って目を見張らされるのはアフリカ系の人と東洋系の人とのハーフのスポーツ選手達の能力の顕著なる高さ。陸上に野球にバレーにサッカーにと、突出したる身体能力を見ていると元々アメリカは典型ですが差異が大きいDNAを組み合わせたるが、近場の組み合わせよりもより変化に強く後世に生き残る強き遺伝子を産むのであると。
日本は島国で現在も移民受け入れも雀の涙程の政策であり、多民族を受け入れる良し悪しも左程論議される事無く、鎖国的血統ではありますが彼らを目の当たりにすると「意識改革」が自然起こりますよ。