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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,415

Bunちゃん

2020年3月 9日

 その後、一週間が経ちまして世界の新型コロナウイルス事変は勢い増し。
日々の報道がそれ一色なゆえに気分は次第に重くウツウツと支配され。
 この空気は昭和天皇崩御時、幾つかの大震災時、そして直近では北海道ブラックアウト時でも。何か世の中の時勢が一段階ガクンと大きく変わる不吉な気配。
 直近このウイルス特性報告によれば、若い人は強免疫を発揮し感染しても他者にうつす可能性あるが、本人は知らず完治する傾向と。しかるに、高齢者は跳ね返しの力弱く、この肺炎は命取りになり得るとも。「人生百年時代」「少子高齢化」「遺伝子操作」「環境破壊」だとかへの、揺り返しにも見え。
 地層同士が徐々に滑り山谷を造り、そして圧縮を解消せんと縮んだバネが限界点を超え伸び切る如く起きる地震。宇宙も地球も一つの生命体とされますが、その地球に住むほんの少しの人間が肥大化し好き勝手。覆ってみると地球が人間への免疫力発揮なのかもしれない。遙か歴史上、語られる数多の病原菌による絶滅、その先の他生物による大躍進。恐竜にしても数千年前大隕石が地球に激突せねば、現在の人間による地球征服は無かったはずで、知らず大きな法則が働き、バランスを取っている気がします。
 「出る杭は打たれ」、「諸行無常」、川は常にそこを流れ存在しているかに見えますがそこの水は、絶えず入れ替わっている。この動的均衡は、存在する全てに等しく課せられた宿命ゆえ、刻々と変化しない物も人もアレもコレも無い。
 例えば現代の様に医学知識無き頃、感染症にかかりバタバタ人が動物が倒れてもただ、天を仰ぎ祈り捧げ嘆き、誰も「手洗いうがいマスク」等と発想すべくもなく界隈は全滅。後に永き時を経て進化し、抗体を持った生物が大手を振って地球で、またデカい顔。この繰り返し繰り返し、で、たまたま今は人間様の時代。
 もっともっと平時に冷静に予測コントロールすべきですが、残念ながら「無理」。「足る、を知らないホモ・サピエンス」妙に脳が発達し過ぎ、でせぅか。

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