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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,426

Bunちゃん

2020年6月 1日

 この度の全国的な新型コロナ対策行動自粛も、段階的に解除発令され。
 個人的には夜ごとの楽しみである温泉銭湯巡りが、気分的に解禁され気楽に。銭湯により備えるサウナが「三密」と言う事でそこだけ閉鎖、も解かれ日常回帰を身近に感じ。      
 3月頃からのこの騒動で、世界的に「人や触れる物」との接触から身を守るため、敏感に避ける無意識の行動が、皆さん身に付きました。次第に思う処、振り返れば周りにも、メディアでも「潔癖症」と言われる、他人が触れた所や、一人自宅であっても折にふれて除菌スプレーで自身からモノまでシュッシュッ。そして除菌ティッシュであらゆるものフキフキする姿、見たこと有りますよね。
 さて、この新型コロナ騒動対策で全人類がその意識に立った訳ですが、気が付きましたね。「潔癖症」の方たちは、本人からすれば生き辛い性分で苦労をされているはずですが、そういう性質の人々は「種の保存」の為には必要不可欠であり、その任務を背負っていつの時代も一定程度の割合で存在させられていたのです。
 それは真逆の「鈍感質」の人々も同じ様に一定程度の割合で存在し、又時勢が緊迫した折に「神経質」タイプの人々ばかりだと疲弊しバタバタ全滅へ向かうのを持ちこたえる、未来への希望の人であった、と気づく。
 何かにつけボクたちは、自分と感覚的に遠い存在を疎ましく思い、時に「排除」する性質の生き物です。自分の思考が正しく正義であり、そこに異を唱え刃向かう輩を成敗する言動に自身の脳は「快楽ホルモン」がドバーっと放出し大満足に至ります。それは、薬物、ギャンブル、ゲームや買い物などで「依存症」と言われる行為にハマって一般的生活の中道から逸脱する人々の脳内も同じです。
 さて、その自分たち、仲良し一味が正義であり利権を分け合う事に何の異を感じる隙も無く脳内を構成されている、分かり易い人達。賭け麻雀辞職の東京高検検事長も所属した、時の内閣の面々にはそういった傾向強く感じます。

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