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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,507

Bunちゃん

2022年2月14日

 そして『冬季北京五輪』、昨年1年遅れで開催された夏季東京五輪から年跨ぎ開催。昨年の9月より鎮静化しつつあったコロナも、ここに来て第6波オミクロン猛襲により北京も無観客で。でももう、選手も中継越しの観客も、リアル大歓声無しのスポーツ祭典には慣れたもの。
 かねて、日本のプロ野球も現場応援団の〝やかましさ〟に閉口していた。現在のメジャーリーグ球場の、鳴り物無くボールの生音が聞こえる様に親近感を憶える私にしても、無観客は流石に違和感、も次第に慣れ。元より動物が持つ環境適応能力は、知らずに働いておりこれが進化の源泉でしょうが。
 さて、既にジャンプ男子ノーマルヒル小林陵侑選手、期待通り金メダル。女子の高梨沙羅選手は個人と混合団体共に終了も、スーツ規定トラブルも有り傷心。世界中各人「自分の人生ドラマだけは一生、特等席で観続けられる」無難も良し、波乱万丈も又良し。  
 五輪でジャンプと言えば、もう半世紀前札幌冬季オリンピック。帯広から汽車に揺られ、じいちゃんに手を引かれ見に行った記憶は明確に残っています。
日の丸飛行隊が70m級ジャンプで金銀銅独占した、そのちょうど前日、公式練習を選手へ手が届く距離で観ていた。じいちゃんがスキーの国体選手であり、冬季スポーツが好きだったのでしょう、いい想い出。その数日間札幌五輪観戦時に、沢山のハプニングが起こり、面白い短編小説が書けるネタ満々。
 そして半世紀経ち振り返っても、あの頃と比べ世間に携帯電話と言うかネットが無いだけで、後は何が変わったのだろう。そりゃ、世の中の空気は時々世情で変わりますが、地続きで生きていると何もかもが大した問題では無い、と。それぞれの土地に、建物や住人が欠けては補足され(一般的には)ゆっくりと入れ替わる。
 あとは「人工知能」が50年100年後にはどんな世界へ変えるのか?案外ここからは劇的に変わる説ありますが、何れにしろ「コロナ禍下の東京北京五輪」は太文字で年表に収まっておりましょう。

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