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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,508

Bunちゃん

2022年2月21日

 北京冬季五輪に並行し、ウクライナ情勢はロシアと米欧NATOの綱引きが緊迫化。どちらを観ていても気が気で無く、ここに来てプーチン大統領を軸に天然ガス同盟相手のドイツとの利権が裏で本筋介在とも。日本も米国示唆の下、心もとない輸入ガスを欧州へ万が一の際には、支援供出案に応じ。
 国力は今や『地政学』で論じられますが、領土人口と資源技術力を駆使し〝盤上のチェス〟よろしく覇権争いは真っ盛りに続いている。先の第二次世界大戦にしろ覇権主義的行動を懸念した米国から、石油ストップされし日本が、破れかぶれの開戦真珠湾攻撃。それにしろ、米国側は日本側から仕掛ける様に工作した結果と指摘され久しいが東日本大震災以降も、原子力発電から離れられない裏訳に核兵器転用技術の温存説は都市伝説とも言下に捨て切れず。
 その日本の原発事故後、〝ヒトラー・ナチスの歴史の横暴〟を正面切って徹底陳謝姿勢のドイツは、原発からの完全撤退を表明。最もメルケルさんが居なくなったドイツの方向性は今後、如何に転換図るかも知れず、その先のエネルギー計画は、ロシアからのガスパイプラインでの調達が占める重要度を考えるに、NATO加盟国としての立ち位置は悩ましい所でしょう。
 日本も戦後77年目にして、米国の軍隊に守られての繁栄享受から脱皮の時期でもありますね。この間、中国の大躍進とソ連崩壊からのロシア復活、その両国リーダーシップの強面強硬さが米国一強を根本から揺さぶる現状。先の世界大戦の前、日本を含めて世界のリーダー達も現在同様に、まさかあそこまで殺戮戦争へエスカレートしていく、と踏んでいたようには思えない。 言いたいのは、現在の世界のトップたち同士のやり取りが一見友好的に見えるが、しかし『ドンパチ』はそれと無関係でやり合った歴史を頭に入れて置くべきと。互いに核を保有していれば、攻撃されないという前提の保有国〝以外〟の動きも当然に、生き残り作戦。
 晴れ晴れ高々グローバル化高揚感の世界史から幾らも経てないのに、自国第一主義との行ったり来たり。

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