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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,514

Bunちゃん

2022年4月 4日

 日本のプロ野球も開幕しました。いいね、夜のくつろぎタイムにナイター観戦。
 近頃齢を重ね、先が見えているせいであろうが、時折自分にとっての職業の方向可能性へ思い馳せる事あり。
正にプロ野球選手は幼稚園児の頃より、夢の就職先でしたね。
 当時皆、自転車スポークにボールとバット挟み込み下校時間はそこらの広場やグラウンドで毎日毎日野球漬け。
産れより二度引っ越したが、いずれも帯広駅まで歩いて10分もかからない。よって、近所の同級生や遊び友達は皆、それぞれ家が色んな商売している、ってケース多く。当時の彼らとの白黒写真を見ると、「あいつ今頃何処でどうしている?」と想いを致せば、既に稼業を継いで社長から会長へ進み、良く新聞なんかにも顔を出している輩も多数。
 いつの世も他人の事は楽観的に視えるもの、実際にそれぞれ満足度は知らぬが、案外みんな同じこと回想している。こんな事言いだしているは、テレビでいい成人過ぎてから劇的に土地も職種も越え、『生活転換』している人達を見。それも独り身ならいざ知らず、家族丸ごと新天地新生活へと行動している姿には考えさせられ。
 それこそ高校卒業後10年程東京のど真ん中で暮らして来たボクにしろやはり、故郷に戻り疑問なく過ごしていた。どうにも帰省以降も、年齢が離れし年上世代と付き合って来た必然、年々好きだった人間が次々亡くなる。一般的には、仲良しが徐々にこの世から居なくなり、この世への未練も薄れていこうものだろうが、その実年齢とのギャップがね。好んで年上世代と付き合って来た故、私の脳みそも早く老成したのだろう、診えている世界にズレ。 子供の頃より冒険してきたこの十勝帯広、所々は建築物変わったが、空気の匂いはあの頃のまま。ウクライナの人達の故郷への想いは、全ての生物動物の理屈抜きの帰省本能。
 しかし、一から始め複数の「原風景」をこしらえるのも又、人生の醍醐味とし、享受も模索しよう。
 ボクのこれからもね。

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