No.1,618
2024年6月 3日
5年前迄、日課的に緑ヶ丘公園へ出向いては良くジョギングしていました。習慣的に肉体と精神のバランス、そして唄うための肺運動防衛として病みつきになり。当時は真冬でも、過半数日に雪の上でもスノトレ履いて走っていました。
そんな事をしている中、日課的コースに含まれる動物園入り口前で、ある日思い立ち通年切符を購入。以降、時折入場しては、子供の頃の来園を懐かしみつ。今は亡き、ゾウのナナちゃんが特にお気に入りであり、彼女に会いに行くのが楽しみでした。
と、そうこうしている中、腰痛を発症、普通に歩くのにも難儀状態に。整形外科を渡り歩き、検査にブロック注射を重ねたが中々回復に至らず、連れて緑ヶ丘公園通いも断念。
現在も治療を継続していますが、その頃よりは腰の具合は緩やかに楽になっており。そこで昨今の暖かさに誘われて、おっかなびっくり腰をさすりつつ数年ぶりに行ってみました。
ゆっくりと歩き、懐かしい道々での光景を思い出し周囲の緑に没入。公園のアチラコチラでは、園児たちが可愛らしい「紅白帽」とは今は言わないのか、カラフルな帽子を被り、お弁当を拡げて遠足の最中か。散見する犬の散歩やパークゴルフを楽しむ人々は、変わらずの風景。『穏かだ』。400mベンチもそのままに手入れの後を残しつつも、どっしりと佇んでいる。池に在る噴水も元気に吹き出し、手漕ぎボートと売店も今年から再開されるニュースが頭をよぎる。
右手には百年記念館、その先にある野草園も久しぶりに立ち入り探索。そして美術館では写真展の催し物、建物に入り雰囲気だけ売店をチラリと眺め見る程度で。そしてそして向かいにある児童会館へ、数十年ぶりに立ち入る。入ってすぐのレストランの変わりの無さに、懐かしさを超えて不思議な感覚。
ここで宿泊学習夕食時、人生で初めてナイフとフォークの使い方教わり、時のメニューさえもが鮮やかに蘇る。
〝記憶の世界は故郷〟なのでしょう。