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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,629

Bunちゃん

2024年8月26日

 TVで夏の甲子園大会や、パリ五輪を観ていても、頭をよぎるは数年前コロナ禍無観客大会風景。一転しての盛り上がりは人間の立ち直り、環境即適応性に恐れ入っており。「10年ひと昔」説も、今や「4年ひと昔」位に情報は日々大量に溢れ流れ去り。
 世代交代を身に染みる昨今、自身が命ある同時期たまたま存在している人間集団の入れ替わり、同時代で多くの経験を共有している者達。その者達が共通世代感覚を背負い生きる。いわば共通の話題に経験を語り合える〝安堵感〟からの脱落が世代交代なのか。
 世代交代は必然でありしも、一面では残酷な生物の入れ替わりの総称ともとれる。太平洋戦争を体験せずとも、一族の長老及びメディア等の情報とし身体に入って来た最後の世代として立ち位置に迷う事がある。
 このまま無かった事の様に沈黙し、次世代へ申し送りが消えて良いのか。人としてウクライナとガザでの戦禍を、如何に受け止め反応すべきなのかと苦しむ。
 他人事や他国事とし、距離を置く事が自らの精神性を守る一つの在り様ではある。それぞれの地域には歴史が有り、宗教が有り、利害関係が有り、感情が有る。
 4年に一度世界平和の祭典と言われる五輪精神は既に形を変えた存在でもありましょう。しかし、選手及び関係者ひとり一人は年中日々、修養鍛錬。経験と知恵が備わった頃に世代交代。大局的にここが人様の限界なのでありましょう。
 話は変わります、この8月に歌友のさかいゆう氏が来帯。先のNHK朝ドラ『ブギウギ』主題歌も歌っておりましたが、良い音楽を発しております。不思議な縁での付き合いになりますが、歌作りの根に同調性を強く感じる。勝手にボクの歌の精神性の後を託す歌い手、と告げて有ります。彼は笑って聞いておりますが、本当に「後は頼むよ!」って感じ。「君と僕の挽歌」が一押しですが多々名曲も有り、ご贔屓の程お願い致します。

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