過ぎてから
2020年10月26日
過ぎてから気づくことがある。 人間は不完全な生きものなのか、私のできが悪いのか。悪気がないからこそ、油断してへまをやってしまう。 10月10日だった。 ラジオ体操の最後の朝、図書館前へ取材に向った。主催するラジオ体操同好会から「小学6年生
秋色・・
2020年10月19日
季節が移ろい暑さで休んでいた散歩を再開する。初秋の昼下がり、サイクリングロードを兼ねた遊歩道を往くと、前方からシャーっと音が聞こえ、アッと言う間に自転車と擦れ違う。後ろでヒタヒタと軽やかな足音がした瞬間、マラソン人に追い越された。春に初め
文筆作品を書くこと
2020年10月12日
人生を生きていて、人によっては何事か思ったことについて書きたいとペンを執ることがあるかも知れない。いろんなことを書いてみて、どうやって記していったらいいのかと思い悩むこともあるでしょう。そこでひとつの物事について書くということを教えること
ノスタルジー
2020年10月 5日
ほぼ曇りガラスといっていい古びたガラスのショーケース。土台は傾いている。中の棚も左右といわず傾き、つまり全体的に歪んでいる。並ぶサンプル品は色褪せて、ラーメンの汁とどんぶりの間に隙間ができ、餃子も皿から浮いて埃まみれ。値札だけは現在の価格
実りの秋
2020年9月28日
9月半ばに雨が数日続いた。 晴れ間を待っていた朝、作業ズボンにはきかえ、軍手にスコップを持ち狭庭に出た。植えたイモを掘り起こす日がきた。葉が枯れて朽ちた茎の根元の土を掘ってゆくと白っぽいイモが顔をだした。少し汗ばんできたころにはイモ掘りは
すずめ・・
2020年9月21日
この夏は、連日に亘り気温の予測図が真っ赤に塗られ、北海道も30℃を超え、蒸し暑さにも襲われた。外を歩くとマスクをしているので、顔がむず痒くなる。家の中も温度が上がり、暑さ凌ぎに玄関先から道路に水を打った。心なしかヒンヤリした空気が流れ、道
煩 悩
2020年9月 7日
人混みを避ける生活が日常になった。元々お店回りは好きではないので、家―職場―スーパーマーケットのトライアングル生活も苦ではない。withコロナ報道で、経済も動き始めたが、世の中自分のような人間ばかりだと経済回っていかないだろうなと思う。も
中島みゆきの歌が流れる
2020年8月31日
コロナウイルス感染拡大防止で今年は春から自粛生活だ。仕事が減って自宅ひきこもりになった。断捨離のチャンスと考え、古い母屋の奥の部屋を片付けた。するとレコードが4枚。今はCDやダウンロードになったが、私の青春期はレコードの時代だった。 中島
大丈夫・・
2020年8月24日
ニュースで大雨の模様を知ると、被害のみならずウイルスの中で大丈夫かなと思いを馳せる。そして旧知の人たちへのお見舞いメールに「大丈夫ですか」と書き出す。 この〝大丈夫〟は、「問題ない」とか「安心である」などの意味を含み、必要不必要、諾否など
いとしき想い
2020年8月17日
国会中継の質疑応答を観ていると、首相も大臣も質問者の問い掛けに応えているようでいて、実はちゃんと答えていないのだ。いってみればいびつな在り方であり、それはカネと権力を守ろうとしているように思えてならない。そして答弁振りからして政治家諸氏は