見える・・
2018年4月16日
新聞の文字が見え難くなり、目の前に霞みも・・。車を運転することから眼科で精密検査を受け「老人性白内障と違い、もともと水晶体が光りに弱い」と診断された。 小学生の頃、日向に出ると目が痒くなった。目医者に「瞳が茶色なので黒メガネを掛け
重い空間を押し出す男
2018年4月 9日
某情報誌会社の富田編集長に原稿を渡すべく、電話をした後に訪問する。女子社員が応接室へと案内する。その会社は部屋がたくさんあって、会議室なのか応接室なのか休憩室なのかはたまた何なのかともかく不思議感がする。テーブル席に着いて待つこと3~
人間力
2018年4月 2日
やっと雪が融け春が来た。二十年大事にしてきたアマリリスが今年もふくよかなつぼみをのぞかせ心がほっこり。なのに、毎朝新聞を広げるのが憂鬱だ。新聞もテレビも不愉快な記事が満載。どうなってるの?この国は? 「怒りは沸点に達しています!」
帯広の発祥地めぐり
2018年3月26日
2月の某日、水光園オベリベリ温泉に浸かった。寒い冬は温泉で体を温めると心身がほぐれる。この辺りから帯広の開拓が始った。 近くに晩成社ゆかりのスポットがあるので車でまわった。アイヌ語でオベリベリと呼ばれた下帯広に、晩成社の開拓団が入
同期の・・
2018年3月19日
修学旅行や宴会で歌うのは歌謡曲や民謡が主で、軍歌になることも少なくなかった。締め括りは決まって同級生や同僚たちと肩を組み「同期の桜」で、アカペラに手拍子が加わると一つになって連帯感が芽生えた。 故郷で寿司屋を営むYとは小中高を通じ
極寒の日々を過ごす
2018年3月12日
午後も2時を過ぎると気温がさらに下がりはじめてゆく。 夕食前にショッピングセンターへちょっと買い物に行く。晩酌のつもりでもないけれど、しかし、ま、とりあえずサッポロクラシックビール350ml缶6本入りケースひとつにブルーチーズやピ
長い道のり
2018年3月 5日
想像していたよりもかなり寒かった。2月中旬の熊本市。札幌より十度以上も気温が高いはずなのに、なんだろうこの風の冷たさは。 「とっても暑くて、とっても寒い土地なんですよ」 定年で東京から故郷熊本に戻ったというボランティアガイドの女
ことばを紡いで
2018年2月26日
この冬、平昌五輪の日本女子選手のメダル獲得は快挙だ。高梨沙羅の銅、高木美帆の金・銀・銅、小平奈緒の金・銀…。まさに感動的だった。 彼女らは試合後の会見で、異口同音に周りで支えて励ましてくれた人々への感謝のことばを述べ
たどる・・
2018年2月19日
上司だった方の家族から喪中はがきが届くようになってきた。先輩の賀状に「本年で年頭の挨拶を納める」と書かれているのも少なくない。その一枚一枚に勤めていた若い頃の自分が重なって見えた。 入社して最初の勤務地は、まだ都電が走っていた靖国
映画俳優的ドクター
2018年2月12日
朝方、尿意で目覚めるたび下腹部に鈍痛があった。病院がイヤでほっといて、気がヨワイぼくは天に向かって両手を合わせていたが、いつまでもほっとくのはよくないと思い、ガイドブックを調べ、さる病院へ行った。 なかに入るとそこは暗くてカビクサ