文庫の中に・・
2012年10月15日
書店の棚に文庫オリジナルの捕り物・推理が並んでいる。剣に鋭く頭脳が冴える同心、将軍の落し種や大名の遺児が活躍する「若さま」もの、家来の「龍さん、虎さん」を従えた水戸黄門の曾孫、遠山の金さんが異母弟銀四郎と「金さん銀さん」としてコンビを
あ、大変だ!
2012年10月 9日
健康上の理由から半年間ほど車の運転をしないようにと言われていた。そのため生業において出張などで廻るときは、母親に運転してもらっている。そのことでどんなに助かっていることかと思うと計り知れない。 が、正直言って本当は心許ないし、可哀
新聞を読む
2012年10月 1日
家では二紙購読しているが、そのうちの一つ「北海道新聞」について朝刊内容はそれなりに満足をさせてくれるに足りる重量感のようなものがあり、そして夕刊はそういったこととは別にとても愉しみなのだ。編集委員報告、音楽、文学、案外に科学欄などがと
深夜の帰宅
2012年9月24日
夜の勤務を終えたのが24時を過ぎていた。車で帰宅する途中だった。霧雨が降っていたので、ワイパーを低速でまわしていた。国道に向かっている、やや左前方の歩道を若い女性が傘もささずに歩いていた。 薄暗い歩道を若い女性が一人で歩く奇異さを
つながる・・
2012年9月17日
ホテルで荷物預けもそこそこに山の手の異人館から街並みを俯瞰し、明治の香り漂う坂道を下り港へ向かう。平清盛が拓いた神戸港は今も貿易の要である。公園の一角に大震災の傷跡が遺されていた。その夜は南京町で一献傾ける。 源平のおさらいは須磨
ダンディ氏のウォーキング
2012年9月10日
視界の隅を横切ると、「あ、来たな」と思う。いつも朝七時頃、男が家の前を颯爽とウォーキングしてゆく。チノパンとスポーツシャツにスニーカーでネッカチーフなんか巻いていて、ダンディである。彼はとなりの町内会のO氏で、街中でメンズファッション
仕事メモ帳
2012年9月 3日
自分のブログを遊び半分で作ってみた。Web教室へ通っていたのが昨年の夏だった。学んだことがどれだけ覚えているのか心許なかったが、HTML記述の本を開き、自分のメモ帳も久しぶりに開きながら作成してみた。すると画面に反映されない部分があっ
かけ橋・・
2012年8月27日
乗船待ちをしていると係員に「雨でも船は大丈夫ですよ。出航まで間があるからそこの足湯に浸かってみたら・・」と奨められ、篠突く雨の中で気持ちを和ませる。そこは淡路島南端の福良港。 岸壁を離れた観潮船から「音に聞こえた~鳴門の潮で~♪」
銀色の陽射し
2012年8月20日
冬の対極にある夏を迎えたが、陽が強く耀く季節なのにいつもの夏とは少し違う。鮮やかな金色の陽射しに違いないのに、いくぶん冷やかな心地があるせいかなんとなく「銀色の光」にも見えてしまうことがある。 昨秋、頭部に腫瘍が発見されたとき、そ
夏の甲子園へ
2012年7月30日
全国高校野球北北海道大会が13年ぶりに帯広で開催された。地元の白樺学園、帯広三条などの試合が組まれこともあって12年前から固定された昨年の旭川開催の入場者数を2割超えたと報じられた。大会運営は大変と想像するが、また近い将来の帯広開催に