歳月・・
2017年6月19日
東武日光駅からバスに乗り、5分で朱塗りの神橋に着いた。暫く進むと、小雨の中に楼門が見える。傘の花が咲き多勢の子供たちの列があった。小学6年生の修学旅行だそうな。この光景から50数年前の自分にタイムスリップする。子供たちと同じ歳に、日光
ヨーイヤァサ~
2017年5月22日
朝の9時、京阪七条駅から三十三間堂方向へ歩く。桜の咲き誇る京都だが風は冷たい。国立博物館の開門を待つ列にKOIOI氏の姿があった。氏は名古屋に赴任していた時の上司だが、単身者同士として話をする機会も多く、私のハンドルネーム「平次親分」
明るさ・・
2017年4月17日
人と接する業種のシステム化とマニュアル化が著しい。飲食店や食堂での券売機、シネコンは自動発券機も増えていた。病院は自動受付機でカードを差し込めば済む。CDやDVDのレンタルショップで、店員の説明が縦板に水を流したような喋りで付いて行け
紡ぐ・・
2017年3月20日
義母の入院先で駐車場を利用している。何回目かで係員に顔を覚えて貰えた。もしかすると、顔より車種やナンバーの方が先かも知れない。最初は挨拶だけだったが、家人が病室に行っている間、言葉を交わすようになった。 話をする中に、時間帯とか曜
アクティブ・・
2017年2月20日
ニュースなどで目にする高齢者とは、65歳以上が前期で75歳からは後期と定義されている。この文字は、いかにも年を取ったと言うイメージが浮かぶ。もちろん私もこの中に数えられる。 今年届いた賀状で、気になったことが二つ。先ず後輩からは「
雪が・・
2017年1月30日
暮れも押し詰まっての大雪は、鉄道を寸断し空港もマヒするなど、仕事や生活までも支障をきたし、今までの記録を塗り替えた。 この日の夕方、末弟から電話が入る。丁度、出張で来札していたので、羽田に着いた連絡だと思った。ところが、搭乗便が欠
また来たい・・
2016年12月19日
小田原に墓参りを兼ね大幅な展示の模様替えがされた天守閣に登城する。さらに東海道線を挟んだ向かいの高台に遺る北条氏時代の城郭跡も辿ってみた。やはり、ふるさとの城はいつ来てもいいものだ。 そして現存する四国の四天守を現地ガイドで巡るツ
満ちた・・・
2016年11月21日
大徳寺の塔頭の一つで創建450年を迎えた聚光院は、安土桃山時代の絵師、狩野永徳とその父、松栄による国宝の障壁画が京都国立博物館から里帰りして、9年振りに公開されている。見学は時間帯毎に15名の限定であり、予約をネットで申し込む。
流れる・・
2016年10月17日
京都府南部と八幡市を挟む木津川に掛けられた上津屋(こうづや)橋は幅3メートル、長さ356余メートルに及ぶ日本最長の木橋であり、昭和28年に完成してから今日まで台風など増水の度に流されること20回を超え、別名を「木津の流れ橋」と呼ばれて
心意気・・
2016年9月19日
この夏、1960年代のポピュラー音楽から文化を紹介する企画展に携わる。かつてレコードがひとつの時代を築いてきて、今も押入れや棚の奥に仕舞われていることも少なくない。私が持っているのは映画音楽ばかりで、ポップス系は数枚であった。 先