No.1,023
2012年1月23日
今週は唐突ですが、ボクの人生における過去のアルバイト歴を振り返ってみます。
皆さんも高校生位になれば、物欲の一つも起こり又、何かの縁で社会に接するアルバイトに導かれ、実際に体験して来た事でしょう。進行形の人や過去、「当誌」を媒介しても多くの出会いや人生も築かれた事でありましょう。
さて、人生最初のアルバイトは「帯広唯一百貨店」、と言えばお分かりでしょうが、そこの玄関口で年末に「しめ飾り売り兄さん」を中高校生時代の数年間、毎年クリスマス位から一週間ほどやっておりました。キッカケは近しい方がその百貨店内で、あるテナントを出店しており、年末にはしめ飾り店を請け負っていた事によります。
位置は現在店より少々駅寄り時で、何より当時の駅前通りたるもの、それは人通りが多くてねー、増して年末ですし皆さん気ぜわしくもクリスマスから年末年始を迎える準備に何処か「ワクワク感」も共有しつつ、屋根は有るが吹き晒し風の寒い平台が舞台。当時は「レジ袋」が無く、百貨店の包装紙で慣れない手つきでくるんだり、紙袋に入れお渡ししておりましたが、大晦日にむけては忙しく、時にヒドクあたふたしたものです。レジもなく自分で計算しては代金をやり取りしてね、シロウト青年のたどたどしい対応にも主たる客層である主婦の方々には温かく接して頂き「社会の他人の大人」との初なる触れ合いは有意義で幸せなる時間でありました。
今でも年末になると懐かしくて、店先に立って行き交う人々と一期一会の交流に想いは馳せます。又、百貨店従業員の方々とも社員食堂でとか、思い出は色あせず、「ブンちゃん第一期美少年過去の栄光」時代のこと。
そして2業種目のバイトは三日坊主ながら、これも高校生のとき。学友に誘われ食品訪問販売会社の「梅干し」を行き当たりで個別訪問し、購入頂いた分より完全歩合制バイト。子供の頃から元々がシャイな性格のボクが、飛び入り訪問営業なんてガラではなかったが、何となく成り行きで。
記憶にあるのは駅裏辺りの木造アパート2階へ意を決し訪問、オドオドと「A食品です。梅干しいかがですか・・」ってやっとのこと切り出す姿に同情してくれたのでしょう、「学生さん好きよ!」って若奥さん風の方に3000円くらいのを一つ買って頂いたのでした。
そして書き出したバイト歴は10を超えるが、ひとまず今週はこの辺でサヨウナラ~。