No.1,036
2012年4月23日
石原都知事が久しぶりに存在感を。最近は橋下大阪市長関連での露出以外は言動も控えめ、流石に御歳を感じ入っていた処。
さて米ワシントンでの講演でぶち上げた「東京都が沖縄の尖閣諸島を買い上げて守る」って。現個人所有者の方とは40年にも及ぶ付き合いから、関係熟成し信頼を得「石原さんにならば託せる」って半ば合意したらしい。すかさずマスコミは都民にマイクを向け「東京都の税金で尖閣を買うを、どのように思われますか?」と煽りプラスマイナスの意見を躍らせ「ネタ」として嬉々、又暫くの間ワイドショーネタにも。
そこで国としても、放っておいたら「都知事がこれだけの愛国心で行動しているのに国は一体?」って政府叩きを恐れ、すぐさま官房長官が国もその様なる意を追従表明。そして当然の様に中国、台湾政府筋から即座に反発表明。韓国との竹島も同様ですが、海洋から顔をチョコンと出している岩とも島とも見てとれる一見取るに足らない存在も、「その場所を起点に何海里先までもが我が国の占有」となるので取るに足る話に大きく化ける。かの北方領土もそうですが、海の支配圏域が漁業資源、地下ガス資源、航路、と様々な「利権」の起点となる。直接的に軍事施設を備え、近隣諸国とのかけ引きにも利用されましょう。
元より石原都知事は中国へ対し、否定的持論を好き放題に展開してきた人でもありますし、「彼なりの日本を愛する故の最後の御奉公」にも観える。が、「79才、石原慎太郎、まだまだ御国の為とならば一身を捧げて」との行動には、こちら若いものが「しっかりしろよ!」、とお尻を叩かれている思いのした尖閣諸島都が購入論、の始まりです。
話は変わりブンちゃんのアルバイト歴、その7。
市川市国府台の商店街に古い御米屋さんがあり、時に一部改造して赤ちょうちんには「巨人軍」と書かれた焼鳥屋さんを併設し開店したのでした。顔見知り程度であったが、店主のおじさんに誘われて開店日には数人の仲間と連れ立ち飲みに出かけた。何でも店主は以前、巨人軍のスカウトをしていたらしく元巨人の篠塚選手も発掘したらしい。確かに店主の家で撮った長嶋名誉監督他、有名選手達とのツーショット写真が掲げられている。そんな人に何故か好かれて、巨人2軍戦の球場で焼鳥を売ってみたり、時には裁判所の傍聴席に座っているだけ、とのヘンなバイトも授かった、二十歳位の事でしょうか。