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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,037

Bunちゃん

2012年5月 7日

 帯広文化ホールで、山下達郎氏のライブをのぞきに行って参りました。もともと彼のヘビーリスナー、ってワケでは無く一般的に過去大ヒットした曲の数々と、シャレたサウンドの先達として「機会があれば見ておくべきアーティスト」として。
 さて、平日の六時半に開演したステージ。私の座る席は前から5番目とすこぶる上席、がしかし、何せ向かって右隅でステージの半分が見えない、音のバランスは言わずもがな。それでも達郎氏の一挙手一投足は間近に、ギターもピックを使わずに結構指で弾いているのだなー、とか、声も驚く程ではないけれど59才にして変わらず「あの声」を巧みに操り倒しているなー、とか。
 そして私が知らないだけだろうが、持っていたイメージと違いシャベリの人なのね。繰り返し32年振りの帯広公演で、その時は27才、まだ帯広市民会館であった、とか。
 さてさて、順調に進み「クリスマスイブ」も終わり21時を回りまして、私の場合は誰のステージでも大抵そうするのですが、最後は3階席からステージ全体を見降ろしつつ終るので、後ろへ上へと移動する。   が、そこからいやはや、驚くなかれ延々と続くライブは22時を超えて盛り上がり、やがて御開きも、文化ホールの3階立ち見満席状態、はナカナカあるものでは御座いません。満身のサービス精神と集客力に脱帽!、(キャップは被ったままでしたが)。 過去のあまたライブを思い返しても、ベテラン勢はやはり「御客さん第一」の構成で楽しませてくれる、その時「歌いたい歌」よりも「御客さんの聞きたい歌」を選曲。
若手の頃は勘違いしちゃって「今、自分が歌いたい曲がオーディエンスが聴きたい全てだ!」などとね、僕もたどって来たけれどね。
 そして会場を後にする御客さんが口々に顔を上気して「よかったねー」、って笑顔で家路に付けるライブが最高だね、そうありたいね。
 と、話はかわります。「このゴールデンウィークはいかがでした?」、旅行も、家でゴロゴロも、仕事の方も、取り敢えずは少しリフレッシュして英気を養い、来る「夏の暑さ」に備える調整に当てて頂けたならば、と。
 今年も猛暑になるのかね、原発電力関連で又、「節電」で大騒ぎしようが本当のところの資料が出ないと「空論」騒ぎが繰り返されるね。さあ、今年も3分の1終わったよ、寿命を使った分、ボクたちは何か残せているのかな。

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