No.1,041
2012年6月 4日
今週は時事ネタを語ってみましょう。まずは御当地の「ばんえい競馬」騎手間飲酒傷害逮捕の件。 表沙汰一か月程後に逮捕送検、さぞや当事者関係者の人々は事の重大に成って行く様に、心がヘし折れてしまっている事と御推察申し上げます。 一応規則があるも、長年の慣例「ナアナア雰囲気」で調整室に出入りし飲酒も、閉鎖的空間では容易に想像出来得る。騎手や調教の世界も多分体育会系のノリで縦社会なのでしょう、良くある先輩後輩の摩擦も。これを機に、今の時代を受け入れ風通し良く改革下されば。
次も共通性が見られますが小樽商科大学アメフト部での学内飲酒により数名が急性アルコール中毒で救急搬送、内19才の男子が亡くなってしまい。この件も生徒が未成年と言っても、大学生は普通に世間で飲酒してもとがめられる土壌に無い。ココ10年位かな、スポーツ選手やタレントなど高校卒業しても二十歳過ぎる迄はタバコにお酒をやると写真週刊誌の格好の的で叩かれ、自然、抑止力が働きだしたのは。ダルビッシュ君なんかもタバコくわえてパチンコ姿を撮られ、謹慎させられていたっけ。 私の大学生時代も学園祭ではアルコールが普通に出て、キャンパスが異空間に見え楽しかったけれど、今回の樽商の様に先輩が後輩へ強要する伝統的部活の飲み方でトラブルも又、普通的。しかして、今日的時代にはスッパリと全国的に見直す風潮に持っていくべきですね、時代は変わりました、「バンカラって何?」、って処でしょう。平成に産まれ育っている人達は、昭和人が明治大正人に気後れするが如くに背景が違うわよね。
次にソーシャルゲームの「コンプガチャ」なる青少年の博打心を煽り、課金するシステムに対し消費者庁からのクレームへ、ディエヌエーやグリーらの全面廃止表明は早かったねー。流石に若い企業は古いシガラミが無い分、風を読み危機管理能力も高く早い。
そして最後はタレント「次長課長」の河本君、お母さん生活保護費受給で袋叩きの件。
世の中で問題視されている事案、又は慣習により放置されるも一掃を狙いリークされる事案、それらは政官財民から諸々の思惑下、リリースされる。それは同じ事案でも「時の風」により黙殺されるも、天下の大ごと成る時もあるのですね、マスコミの煽り方により世論はヒドク操縦されます。 個々人が想像力を働かせ、臨機応変に判断致したいところであります。