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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,046

Bunちゃん

2012年7月 9日

 北海道も夏本番、暑くなって参りましたね。
 子供の頃、ここらの土地ではひと夏に30度を超える真夏日はホンの数日しかなく、エアコンなんかもそれこそデパートに行かないと「ヒヤヒヤ体験」出来ず、余計強くその数日がドップリと、暑く暑く貴重な真夏の陽炎に揺れた記憶、として胸の内に残っている。そして夏休みが終わる八月のお盆が過ぎた頃には急激に秋風、涼しく変わる気候にヒドク「祭りの後的寂しさ」がこみ上げ北国の短い夏を惜しんでいた。
 加えて子供の頃は時間が経つのが、長く長く感じたでしょう?、その分、今度夏に会える迄は、途方も無く遥か先に感じていた。今や、四季の移り変わりのサイクルが早すぎて、「逆に」今日への愛着感ありまするが。
 そんな毎年七月の始めにはボクの誕生日がありまして、決まって東京在住時代共に青春時代を謳歌した友達二人がゴルフバックを担いで遊びに来てくれます。三日間、共に十勝のゴルフ場をノンビリと回り、夜は飲食店を巡り、バカな事ばかりしていた昔話しをしていると、気分はすっかり「あの頃のまま」に戻ってしまう。人生で一番多感で体力も持て余し、迷ってもいた時代、まして舞台は華の都東京でありますからにして色々な事件もありました。
 正確には「ありました」、って言うより「起こしました」、でしょうか。若さに任せて、そりゃ色々恥ずかしい事ありましたよ。そんな時代を共に過ごしてきた仲間達は残りの人生において「奇跡的」存在なのでしょう、お互いに素っ裸で利害関係無しの立場で結びついた絆は塗り替えようがない。一緒にいるだけで話さなくても分り合えるのは積み上げた時間の成せる技、そう考えると年齢を重ねるのも悪くないか、ってね。
 そんな事でバースディイベントも終了し、次なる目標はCD新製作へ。長らく宙ぶらりんでしたが、仕上げなければ次ぎに進まぬ我が人生。今回はシンプルに行きます、曲もアレンジもね、そして伝えたい想いだけを乗せて唄います。秋頃までにはお披露目致したい処ではありますが、申す通り日に日に速く経過してしまう昨今ゆえ、どうぞ忘れぬ程度にお待ち下さいまし。  それでは暑中お見舞い申しあげまし、皆様におかれましてもどうぞ元気に有意義に2012年の夏を、二度と無いこの夏をお過ごし下さい。
 多分はこの先、数十億年は存在する地球の一住民としての「ひとりごとですね」。

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