No.1,051
2012年8月20日
全国的にお盆休暇も終了いたしまして、皆様如何お過ごしだった事でありましょうか。故郷に帰省して懐かしい親族さん達の顔に触れたり、お墓参りされたりで、自分のルーツを今一度確認されたのでは。
ボクなんかも既に祖父母等も亡くなり、「盆暮れ」と申しても子供の頃の様に賑やかに集い飲食しつつ、の団らんもしなくなり久しいのですが、それでも仏壇に向き合って視線を上げ遺影を見つめていると、在りし日の人々の生き生きとした生きざま、表情が鮮明に蘇り「血縁」のバトンタッチと個々人の一生の時間を愛しく儚くつまされる。
自らの命の意味なんかも問うたりしてね、死んでしまえば魂は無か輪廻転生か。現実と思って悲喜こもごも生きているが、ハタシテこの世と言うものは全て夢幻ではないのか、それならば思考の軸は何処に置くべきか、とかね。一年のうちに「盆暮れ」がなければ、あらたまってこんな事考えないのかもしれないね、先祖に対する想いも薄れゆき。
大地震に津波、そして原発事故があっても当たり前に時間は「そ知らぬ顔」で流れ行く。大きな時間軸の中では我々の与えられたときは取るに足らないでしょうが、それでも一時は地球のバトンを託された責任と充実感を抱きしめつつ、次走者に引き渡し消えるが「この星」に産まれた者達の「全て」なのでしょう。バトンをタスキを掛け疾走している間はシンドイが、それでもワクワクしていなくちゃね。途中、追い抜かされる事も転んでしまう事さえもあろうが、それでも這ってでもバトンを届けよう、それは寿命を全うする事で完結しましょう。
そしてロンドン五輪も終了して、お祭り後の寂しい気分に引きずられるも又、次なるお楽しみを創造しつつ次世代に繋ぐバトン走者達地球人の日々は続くのでした(現段階ではまだ五輪閉幕していませんので総括は又の機会に)。
と言ったところで、盛夏も一段落でしょう、今年は先々どの程度の残暑なのか。個人的には暑い日々が長く続いて欲しいね、秋風を感じるとドウシテも寒さ厳しい冬の入り口に何処か寂しい気分に覆われてしまう。スキー愛好家達や逆の心境の方々も多いのでしょうがね。今年はゴルフの回数も激減しましたよ、不況風もありますが一番は向上心が消えスコアに執着しなくなり自然、楽しさも消え、そんなエアポケット時期なのかもしれませんが。
それでは、今年の後半戦に向け又気を入れ直し、いきますよ!。