No.1,054
2012年9月10日
来年3月に開催される第三回WBCに、日本のプロ野球選手会が表明した待遇改善要求|事と次第によっては『参加拒否』をブチ上げてから約一カ月。受けて日本野球機構が大リーグ機構と交渉末に一定の譲歩を引き出し一転和解出場へと。
この騒動は端から日本選手会が本気で不参加を覚悟で、とは思えなかった。日本のスポンサーから入るお金過多ゆえにMLBはもっと還元すべき、と、あれだけ日本中が熱狂し過去連覇の支持される大会を棄権してしまってはフアンから「ソッポ」必至。
いくら不参加発表後に多くのフアンが理解を示してくれたらしい、と言えど実際にカネの大小で夢を潰すワケには行きますまい。
ほぼ交渉の落とし所アリキ、の件であった事でしょうが裏で誰がこの絵を描いたかは知りませんが、結果日本球界にとってそれなりの「実」は収穫。
そして気になっていた先の週刊誌上スクープ、原監督のスキャンダルは見事に抑え込みましたね、読売グループのガードに監督本人の腹据えた態度で。対応違えばマスコミ大騒ぎ警察沙汰必至の件、勉強になりましたです、ハイ。
そしてここの処、韓国とは竹島、中国とは尖閣、きな臭く動き出している領有権揉め。竹島へ上陸した韓国大統領は、とにかく公私に渡り追い詰められており世論の風向きを変える為に「打って出た」と報じられますが、五輪の対日本サッカー試合後のヒンシュク事案や経済制裁やらで現段階では及び腰気味か。尖閣諸島は石原都知事の強硬により動き出し、まずは東京都と政府と地権者、と、中国以前の構図に焦点が。
いずれにしても各国、内政の窮打開に思いつき利用して、ナショナリズムに訴え目先変える手法は止しましょう、戦争も人ごとに非ず、もっとも各国の国民ももはやネットで広く情報を得られるゆえ、時の政権の目くらましに易々と乗せられる事も無い様に伺えます。
話は変わりまして最近の帯広まちなか事情は、すっかり居酒屋店占拠で駅前通りからして飲食店が帯広の顔になっています。それも以前のとかちモンロー主義からは想像つかない、地元外資本のお店が目立つ、派手な門構えが。安定した農業が基盤、それに関わる優良事業者らも揃い全国的不況風もなんの、に目をつけた管外の資本が参入し、つれて変わる世代も地元意識は薄れ。
またこの先20年もしたならどんな街並みに変容していようか、藤丸さんは頑張っていてくれているかな。