No.1,059
2012年10月15日
今週は京都大学教授の山中博士、2012年のノーベル医学生理学賞を「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」開発による受賞ニュースですね。六年前に開発のニュースが流れた際には倫理的にドウの、とありましたが、ノーベル賞で一躍「プラスの時の人」へと。
最初、テレビの音を消してニュースの画面を観ていて、受賞のテロップと映し出される中山氏の映像を暫くチラチラ見ていて、「神経質そうで高慢的」印象を受けていましたが、直後に音声を出し氏の受賞会見声を聞いて、実に「謙虚で真摯」な実像に転換、見た目だけの印象には勝手な先入観で歪曲してしまうものだと反省しておりました、余談でありますが。
さて、その日本国の研究開発予算のおかげで辿り着いたと力説さられる実験開発結果、へさらに研究を重ねて人類の病、まつわる苦悩、を改善さられる「実」への期待は広がるばかりではありますが、並行してセーフティネットをかけて行かなくては世界では「アラぬ方向へ転用」する輩もいるもの、人類の宝として大切に育て上げて頂きたいもの。
それにしても「ノーベル賞」の肩書は「勝てば官軍」に似て、その日から世間の扱いがガラリと変わる、とてつもない勲章なのね、本人は変わりの無い日常を過ごしている間にも。これで何でも予算を削る動きの世の中も、「学者さん達の研究費の有用性」を感じ入りるのだろうが、もっともそれも一過性ではありましょうが何はともあれ「モノづくりの日本」も停滞気味なるからにして、久しぶりの「歴史的頭脳突破」へ我々国民も便乗して明るい気分に浸ってしまいましょう。
と、言う間に10月も折り返して今年の年末も視野に入って来ました。残暑厳しい夏にも決別し、今年は今「秋」を妙に新鮮に体験している気分でありまして、生活的には「今年はユニクロのヒートティックは買わずに間にあうな」みたいな処から、「秋冬春に向けた詩を書いて曲に乗せようか」みたいな事まで、この季節にしか味わえない五感をフルに働かせ、生活に色を加えて過ごすがヨロシイかと。又、ただ春を首長く待つよりも、秋風を胸いっぱい吸い込んで秋を感じ、やがて冬を雪を愛でてその季節を楽しみたいもの。その繰り返しで人生は完結していくのでしょう。
そしてこの21日はブンちゃんライブ、精いっぱい唄います、共に時を過ごしましょうね、詳しくは下段まで!、よろしくです。