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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,069

Bunちゃん

2012年12月25日

 今年も一年間有り難うございました、プラスワンと共に年を重ね早「?十年」、貴方にお付き合い頂き何とかやっておりますブンちゃんです。生まれついて間もなく授かった「ブンちゃん」と言う呼び名も棺桶まで引っ張りそうでありますが、これも本紙の影響も大であり幼子なんかにも「ちゃん付け」で呼ばれると、こそばゆくも嬉しかったりしますのよん。
 さて本格的年末年始、貴方にとってはどんな年だったでしょうか、そして新たなる年への展望は。日々、いい事も悪い事もおありでしょうが驕らず腐らずに生活して行きたいものです。
 時に衆院選挙結果、三年前の歴史的政権交代とそっくりに引っ繰り返り、民主党惨敗で自民党の復権へ。開票が進み当選確実のバラが増えるも自民開票センターで、各選挙事務所で、面々の表情はどれも手放しの笑顔無く、一様に勝っても表情固く責任の重大さに身が引き締まっている様子。それは三年前の民主党が大勝した時にも見ていて強く感じた、「本当に与党になってしまったが、はたして実際に政権運営出来るのか?」って不安感顔にも通ずる、雪崩。
 今回は民主党の現役閣僚らも多数落選し、自民党にいたっては良く知らない候補者達も自民党の肩書だけで全国多数当選、これも前回の小沢ガールらに通じる。これらは現行の小選挙区並立制に大なる原因あるが、それにしてもドウドウの過去実績ある現役がコロコロ振り落とされるは、当人達が一番強く感じているであろう、「自分って、そんなに市民から評価されていなかったのか?」って戸惑いと、「風をうけている政党にたまたま属していたから議員バッジつけて偉そうにしていられたのか?」って鼻をへし折られた感ではないでしょうか。
 そして、普段はモノ言わぬ一小市民達の無言の一票の集積の力を新めて思い知らされた様な、かつて見せた事無い無力感の表情達。象徴的には新潟の田中王国の終焉、岩手の小沢王国も本人のみ生き残り、と。そして、北海道は全国きっての民主、大地王国であったが小選挙区全敗。かつて日本も経済右肩上がりの頃は政治家の仕事は富の分配役であったが、こうも「失われた二十年プラス」の経済状態時になると将来に亘る負の分配役になり政治家選びはシビア、人気人情では済まなくなっている。 
 「無常」、常なるモノは本当に無い、って年を重ねる度に知らされるけれど、良い方向にチェンジ努力していこうよね。

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