No.1,072
2013年1月28日
アルジェリアでテロに巻き込まれた日揮社員の方々、現在七名の方がお亡くなりになり、まだ複数名が安否確認至ってない。 大論争の上、湾岸からアフガン、イラクとイスラム圏と西側の報復合戦にも自衛隊は関わり、ヒヤヒヤでしたが幸い大事には至らずも、こんな形で民間人が命を持って逝かれるとは。
毎日の様に国際社会では戦争が現実で、それぞれの「正義」の元、殺し合いがココ十勝の青空の遥か続きの下で実行されている。「ピン」と来ないけれど、戦後から言えば68年前まではこの国でも同じような体。生存する戦争体験者の方々は、この68年間は計り知れないトラウマに苦しんでの人生であり、傷つけた敵対兵士の残像、戦友達との数々のやりとりと無念のお嘆きでしょう。多くの方々はその体験を、自らの胸の奥に封印して戦後の日本高度経済成長を支え生き伸び、バブルからここの処の閉そく感をも体現して、やがて天寿を知ろうとされている。「問わず語り」で記し残して頂きたいものです、辛さを超えても。それを超える戦争への抑止力は無かろうと存じます。
話題変えます、今週は二月に入りプロ野球もキャンプインです、日ハムの新人大谷君とWBC関係に紙面は彩られていますが、WBCについて今更乍もピンと来ないのは監督就任の山本さん。個人的に氏に対してドウのとは有りませんが、説得力が無く当初から気持ちが入りません、言わずが華か。テニスの全豪オープンでは錦織圭君と伊達公子選手が予想以上の頑張りで今大会を楽しませてくれた。錦織君は重なる怪我が心配も、昨年一皮むけた様で世界のトップが見えて来た様子、今後の更なる飛躍が現実味を帯び楽しみ。伊達公子ちゃんは一度引退した当時は、実にテニスが辛そうでありましたが再起後は楽しみつつも結果も伴い、42才、まだまだ中年パワーの撫子は日本列島に勇気を与え続けてくれそうです。
そして昨年来、著名人方も次々に鬼籍に入られておりますが、相撲界の大鵬さんも。ごめんなさい、大鵬さんが未だ72才で御存命であった事自体認識しておりませんでした。それこそ「巨人、大鵬、玉子焼き」の伝説の御方とは幼小より知るも、多分、体調を崩し各界の一線を引いておられたからでしょうか、言われてみれば長嶋、王V9世代ですものね。そして暴れん坊監督の大島渚氏、大好きだった「昭和」の軌跡達が日ごと欠けて行きます、合掌。