No.1,076
2013年2月25日
今週はロシアに爆落下した隕石の御話しは外せません。百年に一度程度の確率と言われてもピンとは来ぬも、尚更、書き残さなければ。
さて、今回は報道当初から正にハリウッド映画「アルマゲドン」CGの様な隕石落下映像が衝撃波音を伴い複数流され、現地の方々が話していた弾道ミサイル感で、「スワッ、戦争かテロか?」、と衝撃的に受け止めたのは真っ当な反応でしょう。どれほど怖かった事か、加えて1000名余のケガ人が出てしまいましたが命落とす事は無かったらしく。研究者方も揃って、こんな映像は見た事無い、と言いせしめたロシアでは普及しているらしいドライブレコーダの偶然記録映像数々により。
昨今の日本、犯罪捜査でも犯人確保の決め手に「お手柄続き」のアチコチ設置されている防犯カメラ映像もそうですが、「プライバシー侵害監視時代」にも「結果OK」の事象が数々表面化中の様な。
しかし、今回もそうですがインターネットの「ユーチューブ」を介して一般人が撮影した映像が瞬時世界に拡散し、各国政府の中枢が情報収集、会見する前に披露されるのが現世、「道具は使い方次第」。今回も、この偶然残った映像が無かった、としたならばその後、どれだけの推測の話が世界中延々と展開されては否定され、の論争に費やされた事か「百聞は一見にしかず」ね。 今回程の小さな隕石ならば予測不可能とは、又、入射角が浅かったから燃え尽きずに突入して来たらしいが、恐ろしい話です。かつて恐竜絶滅の原因とも言われる隕石衝突で、地球環境激変もリアルに感じます。 地震に隕石、足元上空ばかり心配していても安心ならないカク上は、結局は目の前の生活を「シカと踏みしめ噛みしめ」、粛々と生きて行く意外に無かろう結論。計算出来ない世界に住んでいる以上、開き直って行きますか、一筋の流れ星にも多くの人を勇気づける「命の可能性」は宿しておりますものね。
そして今週は三月に入ります。一時の極寒を脱して何とはなしに「春の袖」がチラリと垣間見える気分、今年の春はどんな色彩で顔を出してくれるのか、待ちどぅしい。
それにつけても数十億年の年齢を数える地球さんに対して、線引きして我がもの顔の地主気取り、我々はこの星の血液かもしれない資源を掘り出し燃やして大気を汚し、原発のゴミを埋める穴をセッセと堀り。清き春を待つのも、都合良過ぎなのかなーっ。