No.1,083
2013年4月15日
北朝鮮が又もや、アメリカに「カマって」欲しくてミサイル発射をチラつかせ「駄々こね」てますが、三代目跡取り今年30才の金正恩君は若く血気盛んな年頃にして、全権を亡き親父さんから北朝鮮の特殊お国柄事情を深く伝達される前に世襲してしまったのか、或いは二代目の教え通り列強国への「最初が肝心」で今度の威嚇なのか、何れにしろ困ったもの。
取り巻きにも知恵と経験ある元老と言うか、「コレコレ若!」と戒めてくれる人材が居ないのか、首根っこ捕まえてでも「現実路線」へと修正頂かなければ「悲惨」な先行きになるでしょう、その悲惨は彼ら北の首脳部への影響に収まらず北の善良な市民から周辺国へと大きく被る。最も、そこを「盾」に強がっているのでしょうが、「若きブィブィ裸の王様」はいくら指南してもまるで聞く耳を持たないのかドウなんでしょう。
日本でもドラえもんの「ジャイアン的」立ち周りは許容されない社会へ移行していますが、これはこれで、あらゆる「無礼講」が否定される詰まらない社会へ急速に変化しているが、それは別としても北朝鮮には今回も閉ざされた世襲の限界を垣間見せられます。
話変えましょう、最近の安倍首相先導せる「アベノミクス」なる経済政策へ市場は大いに反応し、円安だ株高だと飛び跳ねて。政府方針に乗っかり(強要され?)、財界もマスコミも煽りに懸命、一部大企業は即座に賃金上げを表明し「裏」を感じさせる「アベノミクス後方射撃」。日銀総裁は子飼いに徹し大放出、国債が金利が外国投資家がドウの、円安で輸出企業の利益が輸入で生活物資値上げがドウの。急な転換、公共事業費大投入で建設土木業界が大喜びかと思いきや、先の民主党政権「コンクリートから人へ、事業仕訳」に沿い人員も事業規模もスリム化したところへの大規模入札情勢へも、資材は上り人員は賃金の高い東北方面へ流れた後だったりで、翻弄されニッチモサッチモ行かない。
先の「バブル経済」は身を持って体験した、東京のど真ん中で日々札束が舞いお祭りバカ騒ぎ狂乱を「いつまでも続く右肩上がり日本」なのだと、何処か自身は清貧なアルバイトと音楽漬けの日々ながらも、同じく浮足立っていた。そしてご存じバブルの崩壊から二十余年、当時に比べれば株価も土地神話も言わずもがな大低迷。そんな経験が「アベノミクス」なるものを俯瞰して冷ややかに見降ろさせるのですねー。