No.1,084
2013年4月22日
「9.11アメリカ同時多発テロ」から12年が経ったのですね、そして以後、幾度かの水際阻止は聞いていたが、今回の「ボストンマラソン会場連続爆破」はソレ以来の米国内大規模テロとの事。
誰が何の目的で仕掛けたかは現時点で不明ですが、昨今続く北朝鮮のミサイル発射威嚇対応へ米韓日中が神経を尖らせていた最中の出来ごとであり、今「米国内で」とは不意を突かれた観も。未だ犯人がアルカイダ系的反米国主義者と特定されている訳ではありませんが、総じてアメリカの警戒心もフセインやビンラディンを「亡きもの」にした後、の一服感があった中なのかな、解からぬがこれがその「報復の連鎖」だとすれば、双方が正当性を信じ込んでいる以上、出口は依然難しいね。同胞の仇討ちは代替わりしても怨念積り正義化、文化と宗教が引っ繰り返りでもしない限りナカナカ折り合えるものでは無い。そういった意味でも、日本の第二次大戦敗戦後に「ガラリ」と国の価値観が変わった最中に生活していた方々の思考は「どれ程の混乱と精神の折り合い」を強要せしめられた事か・・、案外、生きるのが「ヤッと」で思考停止状態で乗り切れたのかな。
そんな事思いながら「安全」、が保障されない日常を想像しては我が身と照らし、生き様反省したりしておりまする。
さて、話は変わり昨夜テレビ生中継で、ボクシングのプロテスト受験を公開した、ロンドン五輪金メダリストの村田選手。 いや〜、前日本王者とのスパーリング試験は、ヒドク迫力があって時間を忘れたね。元々、日本のボクサーは体格的に小さく、時折テレビ中継を見ていても何しろ「迫力」が無い。その点、ミドル級である村田君クラス以上は日本には数人しか存在せず、自ずと普段から観戦する機会も無いのですが、それでも昔「アリ」とか「タイソン」あたり迄の世界的ヘビー級戦は観ていたが、アノ頃の事情は加えて一般社会的にテレビ画面が未だ「小さく粗かった」のよね、音も良くないし。その背景もあって昨夜は「バスンドスン」とミドル級パンチに酔いましたよ、実際直後の期待の新生、井上君の試合はやはり50キロ級の見慣れた軽量級の印象で、し方御座いませんが物足りなくもありました。
さて、そんな昨夜のボクシング中継は世界タイトル戦では無くも、ゴールデンタイムでフジTVが放映、「TBSの亀田兄弟商法」に各放送局が、やーっと対抗の気配なり。