No.1,086
2013年5月13日
5月5日、言わずと知れたゴールディンウィーク真っただ中の「子供の日」でありますが、2013年のその日は東京ドームで巨人戦前、松井秀喜の引退セレモニーと、長嶋茂雄並びに松井両氏のダブル国民栄誉賞授賞式が華々しく開催されました。 その価値は、アノ長嶋さんが脳梗塞発症後、初めて公のもとマイクに向かい我々に語りかけてくれた御姿。そして、松井に至りましてはヤンキースに移籍暫く後、巨人が新人の太田選手へ55番を与えたあたりから、「これは読売と松井の関係がこじれ、今後彼が巨人へ何らかの復帰をも閉ざされたか?」、と何とはなしに寂しく感じ入っていたから。両名が揃って当時の背番号ユニフォーム姿になり笑顔で、捕手に原監督を迎えてのアットホームな試合前始球式は「アッと言う間」でしたがとても後世に残る濃密な「ドラマ」でしたね、幸せな時間でしたよ。その後の関連報道により、あらためて長嶋監督がドラフトで松井を引き当て入団、以後の濃密な師弟関係を知らされましたが、松井がメジャーに行ってからも度々節目の会見で「長嶋監督に感謝」を発していたが、今回で腑に落ちました。結果的にこの場を仕掛け得た安倍内閣による「ダブル国民栄誉賞」ですが、他方、「内閣の政治的利用人気取りだ!」、と多くの批判も御座いますが、変わらず健在の読売ナベツネ氏も加えての思惑は別にして、国民の精神へは大いに「プラス効用」になりました、です。
さあ、ここからは全身全霊で長嶋さんが繋いでくれたジャイアンツとのパイプを、松井が如何に目に見える形で活かすか、でありますが久しぶりに東京ドームで時代の目撃者、に為りたかった「空気感」に満ち満ちていた良きイベントでありました。 話は変わります、ゴールディンウィークの最終6日朝の事。前日の寝酒に任せ朝寝していると携帯電話の呼び出し音、ボーッとしつつ電話に出る、先方は「ナマッた」言葉で「ゆぎ、ゆぎ」と連呼、「ん?」とボク。「そど見でみれ!、ゆぎゆぎ」、と繰り返す先方。「よっこらしょ」、と腰を上げてカーテンを右手で押開くと、そこは降りしきる一面の銀世界。「えっ?」、とボクの頭の中も真っ白に、そこへ電話口から「ガハハハーッ、じゃあねー!」って陽気に言い放して切る東北訛りの男。この時期に雪が積もり全国ニュースになった帯広へ、御親切に電話をくれた岩手県の平藤さん、有り難うございました!!、(^O^) 。