No.1,090
2013年6月10日
サッカーの男子日本代表チーム、ワールドカップ最終予選対オーストラリア戦で何とか引き分け、も、世界最速で本戦出場を決めた。後半ロスタイムからのPK、シビレる場面で本田選手は流石の一けりでありましたが、ほぼこの試合での決定は諦めていた時間帯での急展開には「ドラマ」を感じましたね。これでなくてはスポーツの醍醐味は伝わらないし、戦前から「その気」になっていた選手もサポーターも甲斐が有りませぬ所。
しかしながら本戦まで丸一年もあるのですね、ぜい沢申せば最後の一枠までズレ込み、後までハラハラドキドキさせてもらうのも又一考だったりして。私なんかサッカーは代表戦の時にしか興味を示さないのに、勝っても負けても好きな事言っておりますが、取り敢えずはブラジル大会へと夢は続くのです。それにしても5大会連続のW杯出場らしいけれど、ドーハの悲劇とか初出場決定の時とか、あんなに大騒ぎしたのに時は流れているねー、Jリーグの立ち上げから見ているのだもの、その点、三浦カズがまだ現役でいるのは漫画みたい。彼がW杯本戦直前にメンバーから外され帰国した場面も忘れられないね、コーチ兼任とか言って来年連れて行ってあげて欲しいよ。
そして野球、日本ハムの大谷君が二度目の先発で御見事、初勝利をあげました。 我ら凡人野球少年上りには「プロ野球界」ってだけで巨大な壁に閉ざされた選ばれし者達の夢の舞台であるが、そこで高卒ルーキーが野手で先発出場しては簡単にヒットを飛ばし、投げては抑えてしまうとは「モノが違う」と脱帽、コレマタ漫画の世界。そう遠くはない将来には投手か野手、どちらかに決めざるを得ないでしょうが、この「突飛な現実」を今暫く楽しませて頂きたく候。
そして先の五輪種目も取り沙汰されています、レスリングが一度除外されるも再度の候補に持ち上がり。野球・ソフトボールとスカッシュ合わせ三競技から一つ選ばれるのであると。日本はレスリングでメダルを狙えるゆえに関心高いのですが、世界での競技人口は極めて少ない、野球もそうだけどコチラはWBCが根づきそうでよろしいかと。近代五輪は万人に分りやすいルールと、テレビ受けを重要視し、五輪規格ルールを各競技求められ沿って改正していますが、陽の目を浴びる為には仕方ないのでしょう。頑固者は置いていかれ、やがて忘れ去られていくのね、これも時代ですか。