No.1,108
2013年10月21日
本日早くも帯広は一面の雪景色、観測史上最速の積雪ですって。
何しろ前日から、かつて無い大型台風26号が日本列島を直撃するとの報道を受け、内心「いやだなー、被害無くすり抜けてくれないかな」と願っていたが伊豆大島では豪雨と土砂で多数の住宅が倒壊し現在、13名死亡50名が不明。先にも日本では珍しい竜巻の被害有り、ここ数年の異常気象はやはり地球温暖化影響下なのか、皆が何とは無しにいつ何が起ころうとも「腹をくくっている」雰囲気さえ感じ入る。やはり東日本大震災をリアルタイムでインプットされると、どこか「観念」してしまっている自分に変わりましたね。
世界地図を見ると何時も思いますが、長い地球の歴史の中繰り返された地殻変動による大陸、島々の移動。その度起きた巨大地震、津波、そして隕石の落下によるものを、我々はコレまで現実感無く生きて来られた、幸せと言うかオメデタさ。45億年程度、地球上から恐竜等を絶滅させる程の天変地異を繰り返し、果ての現在の地球の姿ですもの、人類の歴史からは到底想像が及ばず、だから自然科学的解明が進むと言えども自然へ対する畏敬文化は然るべき。
と、話は流れましたが、取り敢えずは今晩へかけての台風影響を懸念しつつ転回します。
サッカー元日本代表の前園君が酔ってタクシー運転手へ狼藉を働き逮捕、そして釈放後の会見で頭を下げての昨今見慣れた謝罪風景。現代ではいつ誰が「向こう側」、への立場になるか知れませんね、「謝罪の王様」なんて映画も出来たりしてね。近年企業では東京電力からJR北海道、みずほ銀行と偉い人から、ネットでは普通人が頭を下げる映像を見るに連れて、「一億総、明日は我が身」的ニッポン。誰でも携帯で映像残せたり発信したり、町中には監視カメラがあふれ、タクシーは元よりドライブレコーダーには記録され、犯罪の抑止力には確かに効くが油断も隙も無くなりつつ也。謝罪のマニュアルコーディネイト業は元々ありますが、今はどこの企業でもコンプライアンスの一環で上位に準備されていましょう、どこの「社長さん」も「ワシは知らんかった!」は通用しなくなりにけり。気が抜けぬから酒でも飲んで、気晴らししましょう、も又、飲まれてハメを外せば「アブナイ、アブナイ!」。
なんか皆が「ちゃんとし過ぎる情勢」はネット社会化に連れて如何に変化するのかね、先の世を見届けたくもなりますよ。