No.1,112
2013年11月18日
近頃、小泉純一郎元総理が血気盛んに「脱原発」へのノロシを上げてメディアを賑わせております。てっきり政界引退で隠居暮らし、後は子息の進次郎議員への援護射撃を後方で、と何とは無しに思っていたが「バーン」と現れましたね、御歳71才。
さて、懐かしの小泉劇場は「自民党をぶっ壊す、郵政民営化!」のフレーズに日本中が高揚し乗っかり、も、総理在任三期後七年を経て、現在の評価は格差社会が広がった、とか郵便局も分割民営化後は効果に疑問、で揺り戻し傾向。正直、「踊らされちゃったな、恥ずかしい」って、私はね。
良くもわからず郵政民営化なれば「全て上手くいく」って洗脳された観は反省として残っており、その上でホント純一郎氏は巧いわ、このタイミングで「原発即ゼロ」を押しこむのは。日本列島の人々は福島原発事故、収束ならない不安な時間を共有しつつ、見て見ぬふりしつつ生活している。本音では原発関連で収入を得て生活している人々や、補助金を得て成り立っている自治体、又、何となく日本経済の疲弊を想い「原発完全廃止」を正面から言い出せない人々が多数の様な。
「原発が無くなれば電気代が上がる?」、元よりそんな脅しと比較する事案では御座いませんね、青い地球の、生物の、この先の存続に関わる次元です。今は純一郎氏を突き動かす「根っ子」の処を詮索するよりも、突破口「小泉劇場リターンズ」を上手く利用するがよろしいかと。永田町と世論の反応を受け、本気で議論する機会にする事が国益、ひいては地球益に。
話変えます、先月携帯スマートフォンの機種変更をして直後から「迷惑メール」が日に数十着信する様になり参りました、それこそ大迷惑。日に日に増えその数は24時間、10分おきに着信するドトウの攻撃。いわゆる出会い系ですか、「ポイントがどうの、税金対策に何千万進呈したい」とかで返信を迫り続ける詐欺勧誘。深刻なるは就寝中、緊急に備え振動設定しているも耳障り、クッションに乗せやり過ごす日々。 携帯ショップ員に、取り敢えずの対策設定にしてもらうも効果有らずで、半月程経った頃にいよいよ本腰入れ自らメール設定をお勉強、一々着信アドレスをコピーし拒否設定を都度繰り返す、と、これは効きましたね、「迷惑一掃!」。何事も自ら動かなければ変わらないと、理屈では分かっていても人任せ時間任せの事が多過ぎる日常、教訓にもなりましたです。