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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,124

Bunちゃん

2014年2月24日

 ソチオリンピックがたけなわであります、ジャンプの葛西選手がラージ銀に団体も銅と、ドウドウの長年に渡る悔しさをバネにお見事リベンジ、41才の日ノ丸飛行隊長は未だ伸びシロさえ感じさせる充実ぶり、男を上げました。
 安定した確率高き飛行は経験に裏打ちされた存在感、正直申して彼の事はこの四年間意識に有りませんでしたが「継続は力なり」を見事に体現知らしめてくれた。もちろん心身次第ではありますが、サッカーのカズ選手と並んで「レジェンド」と言われる生きた化石的スーパーマン達には今後も夢見せて頂きたい。 
 さて、オリンピックと言えば幼児の頃に札幌で開催された当時の記憶が少々ありまして。ボクの祖父がスキーの国体選手であったから自身も見たかったのと、孫に見せたかったのでしょう、兄と連れられて当時は国鉄の汽車でガタゴト長い時間かけ札幌までオリンピック見物に連れて行ってもらった。
 なにせ小さかったから記憶もしれたものですが、それこそあの大会は「元祖日の丸飛行隊」笠谷、今野、青地の三選手が表彰台を独占し大きく日本列島を感動の渦に巻き込んだ。そしてその前日に公式練習がありまして、それを現場で見物していたのね。三選手がすぐ手の届くところを何度もスキー板かついで歩いたり飛んだりを、ボクはジイちゃんのオリンパスカメラでワクワクと真近にいる有名選手を撮り続けた。携帯電話カメラの無い時代のフイルム式本格カメラは大事な代物で、それなりの緊張感を伴って扱っていた。
 その後、タクシーに乗り次の競技会場へ向かう途中の事、吹雪く道を一路走るが、一瞬「バチン」と言う音と共にフロントガラスがクモの巣状にヒビが広がり前見えず車はキキーッ、と車体を大きく振りながら急停止。一体全体何が起こったのかと、幼きブンちゃんは「ビックリ仰天!」。運転手曰く、前を走るトラックが跳ね飛ばした石がぶつかったらしく、彼は慣れた感じで走り去るナンバーを書き留め、無線で会社に連絡していましたが、そこでやむなく降ろされた僕ら三人、どこか近くの食堂の様な処まで歩きドウにかした様な。
 そしてその晩ですよ!、カメラのフイルムを交換すべく、光が入らぬようにと旅館の布団にもぐり込み、慎重にカメラのふたを開く、と、「ん???」、「じいちゃーん!、フイルムはいってなーい!」、幼心に笠谷との記憶は脳裏だけになりにけり、(大泣)。

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