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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,126

Bunちゃん

2014年3月10日

 揉めていたウクライナのクリミア半島へ粛々ながらロシアが軍を送り、欧米は遺憾表明も日本は動く気配有りの「北方領土問題」の手前、様子見。
 安倍首相も米国の期待に添うべく国内の情報統制法と自衛隊の足かせ外しにかかっていますが、案外、靖国参りでは叱られたり米国とも何処まで意を通じているのか、とも。米国も世界唯一強国であった足元も不安定になりにけり、そろそろ日本も二次大戦後の立場を見直し「自立」へ取り掛かねばならぬ、時期か。近頃のTPP交渉や、大統領来日の日程組みを韓国中国への気使いを見ても、親離れの心構え準備は必要かと。
 しかして、今も何処かの国や地域で戦争が続いておりますが、どうしても日本にいるとニュースで見ている限り「何処か他人事」、に感じてしまう。仮に、三年前の東北大震災がリアルタイム映像で私達の目に届いていないとしたら、前時代並みに活字に写真だけの報道で被災地外に住んでいたとしたならば、これ程の衝撃は例え日本人であったとしても受けていないでしょう、ように。そして、福島第一原発建屋の水素爆発映像を、リアル映像として見ていないとしたならば、今ほど「反原発」の意識は強く広く国民が持っていないでしょう、ように。そのように戦争を体験していない我々世代は、リアルに戦争の恐ろしさを理解出来得ない、現代の各地の紛争の報道程度では伝わりきれない。
 実際、自国の疲弊最中なれども昨年フイリピン中部台風での同じ様な津波被害を、何処か遠い目で見ていたのは我ながら限界を感じ入りましたが、同時に現地の悲惨さはリアル感覚で想像なります。だからリアルな諸外国との憎悪と「命のやりとりに繋がる」、集団的自衛権行使容認を現状でまかり通させてはイケません。
 色々と安倍内閣は危うい法解釈を推し進めておりますが、過去もその時は多数の支持を受け華々しく「改革」と言う名の花を咲かせた内閣も、それほど遠くない先には「後の事は知りません、けれど私は歴史に名を残した名総理大臣です」的、を回顧と想像してください。机上に上げ省益ならず国益を真摯に追求してバランスを取っている官僚達へ耳を傾けては、腹の中を探り合いながらも「ハンドルとアクセル」を握っておられるのでしょうが、時勢の変わり目だけに最後の「ブレーキ」は我々国民が確保せねば、周囲に目を配りつつ自動車同様「安全第一」なのであります。 

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