No.1,128
2014年3月24日
日本列島、南からは桜のつぼみが半分ほど恥ずかしそうにピンク色の顔をのぞかせた映像が届けられ、気分は「春」へと急く。も、この冬関東では記録的暴風積雪と、異常気象の兆しは続き、このまま地球温暖化が進むなら今世紀末には日本の平均気温が6度も上昇するなんて物騒な予測値も公表され。
我々が子供の頃からココ数十年程度でさえ状況は大きく変化、帯広の実感も当時とは「家」自体の気密が向上したにしろ極めて冬暖かく、まして夏の猛暑が続く事と言えば隔世の感。ひと夏に30度を越える日等片手に余り、その時は暑さに「ボーッ」、と全身カゲロウに包まれ異次元の世界に放り出された記憶。時に「むろ」で涼んだり、駅前通りに数件あった「デパート」へ行き冷風浴びたり、ね。後年、北海道の一般家庭にエアコンが普及するなど思いもよらず。
農業も作物によって適した気候の土地あり、「新潟のコシヒカリ」様に米作りは最適の東北北陸、との認識も品種改良の成果はあるも近年は北海道のお米が美味しい、と定着なるは適し気候が北へ北へ移動しているのでしょう。連れて海の魚達も好みの海水温へ回遊ルートも変わり、港々で水揚げされて来た魚種と過多の変化が顕著に。 こうなりますと、北方領土辺りが「かつての北海道」の気候なのでしょうか、各国そんなあんな思惑もあり、現在のロシアと欧米でのクリミア自治共和国綱引きは、「他国ごと」とは言えず。ロシアとか中国は国面積が広い分、周囲国との境界争いも多く、経験的にも領土問題慣れもしていようが、この辺り日本とか韓国は切実。
折に戦争責任を引いては、被害を主張し合っていますが、この度は娘さんが北朝鮮へ拉致された横田夫妻がモンゴルでお孫ひ孫と面会された問題にしろ、誘拐しておいて後々じっくりと交渉カード、のやり方に時間の経過に比して麻痺と妥協の現実を見ます。こうして地球は環境を変容しつつ、人の歴史も上塗りされていく。
そして、昭和から平成へと32年間お昼の友、「笑っていいとも」が今月で終了するのは、今を生きる僕らの、極めて大きな世代の象徴の一つの幕引き。足元が揺らぐ気さえするタモリ氏との節目、まして関係者は「ぽっかりと心に穴」って心境でしょう。「残り9回、見届けますよ、若い頃はヒット曲を飛ばしてテレホンショッキングに出演する事が大きなモチベーションでもありました、おつかれさまでしたー!」。