2014年4月21日

　ポカポカ陽気に誘われし日曜日、今年第一回目のゴルフへ、いざ出陣。半年ぶり乍、何の手入れも補充もしてないゴルフバッグを車の助手席にヒョイと乗せ。前夜はさる会合でのハシゴ酒、明けで気だるい身体ながらも十勝川方面ゴルフ場へイソイソと。
　ゴルフはね、覚えたてで若く勢いある頃は面白くて日祭日はほぼ行っていました、まだ世の中も景気良く活気ありし「ゴルフ場」が上々の社交場であった頃。何処のゴルフ場会員権も投機対象でバブル値が付き一財産、現状の様に紙くず的暴落する等と誰も思ってはいなく。最も集うメンバーさん達も何処かの社長さん御医者さん個人事業主ばかりで、領収書が幅を利かせていた時代ではありましたが。
　加えてその頃は現地で友人がレストランを経営していた事もあり、良くサイパンへも出かけてはゴルフをしていました。今ではそこの主たる観光客も中国人へと移っていますが、色々と面白い経験をさせて頂いた「バブル的余暇」、当時の環境と体力には感謝しつつも「お恥ずかしながら」って感覚の恥じらいが、振り返れば勝る「昨今の世情」ではありますが。南国まで飛行機で渡り、ゴルフして泳いで御馳走頂いてブランドもの見て歩きですもの、大震災以降はそんな話すらフタの様相です。
　経済自体は当面、アベノミクスの行くえ次第って処も有りますが「円安株高」作戦が効いている内に安倍内閣の憲法改正解釈で自衛隊実働化、TPPで農業解放化、ら歴史に名を成す仕事有りき、で、後は野となれ山と為れを危惧しております。　　　郵政民営化で名を成した小泉さんも、今では結果は「?」に三事業も上場を見据え再統合気配あり、都知事選敗退後も又細川さんと出張り、危惧。もっとも今、諸外国見渡しても羨むほどのリーダーはおりませんが、そんな時代の巡り合わせの時なのかも。この度の帯広の市長選も勝負挑む対抗馬在らず「ススーッ」と静かに再選、来春の北海道知事選も高橋知事四度目、そんな気配が。社会の行方を考える、選ぶ機会さえ無くても何とは思わず過ごしている僕らは幸せなのか、骨抜きなのか。
　日本国民に下剋上の気概すら無くなっている現代、「一億草食系」と申しますか「ガツガツ系」は社会的に抹殺されて来た「ITとかネット社会」とかに変革のここ15年ほど、人間の質をかように誘導してきた「官権の思惑成せる技」、の様な。
　それでゴルフ始めはなんと!、129点成り(恥)。