No.1,136
2014年5月26日
なんでしょう近頃は、集団的自衛権の行使容認解釈に関し協議入りに合わせた様に次から次と、ソコから国民の注目を避ける様に事件公表つづき。 まずは覚せい剤所持で逮捕されたASKAでありますが、彼の逮捕に関する報道の取り上げ方は尋常ではありません。テレビに新聞は持ちきりで、明らかに一人の歌手逮捕への対応としては「オカシイ」、注目し過ぎ騒ぎ過ぎ。タイミングから国家権力の恣意的な操作を感じる、中国が自国民の政府に対する反発感を反らす為に「反日」を煽り立てたであろう様に。過去の同様事件を鑑みても、増して今、社会的時間的に覚醒剤を広く抑える為に見せしめで有名人を検挙する必然も見受けず。
それと漫画の「美味しんぼ」で、福島の原発事故から続く市民への見えぬ放射能被爆被害を、具体的に問う最終号発売の日にも被せている様にも思えます。発行元の小学館が、当原稿を発売前に環境省に提出していたらしく、国民に原発への改めての起こり得る「危惧論争」をケムに巻く他事件での回避作戦と。政府、官僚は、国民のパニック心理を回避する「大義」と受け止め、躊躇なく情報統制もしましょうが、「今更」騒ぎ立てる件、なら未だしも「進行中」をただ黙って見過ごしている可能性が怖い。
パソコン遠隔操作事件の片山容疑者も保釈中「泳がされた後」にマンマと尻尾を出して逮捕されましたが、この件は稀に見る劇場型と申すのか、漫画でも小説でもなく現実に我々がリアル遭遇「ほっぺをつねりたくなる」、様な体験でありました。最初の猫の首輪件から逮捕に至った時見た、彼の表情で直感真犯人とは思いも、何しろこの事件が四人の誤認逮捕から入った故に又、昨今の袴田氏とかの冤罪事件、取り調べの可視化傾向に慎重を期した結果でしょうが、担当弁護士さんへも「?」感残りで、「白黒」判断の現実の奇怪さを見た。表情を読み取らせないで嘘をつける場面にも立ち会い、「俺俺詐欺」とかも減らないし、「性悪説」も頭をよぎっちゃいます、よん。