No.1,138
2014年6月 9日
今年も早々と北海道で気温30度超え続き、全国天気マップに表示される温度が西日本より高くても驚かなくなっちゃいました。
地球環境も地球人達も数十年程度で変わるモノですね、長い人類史では点にも満たなく高をくくっていたがナンノ、温暖化に加え我々周辺の生活変化と言ったなら。白黒テレビがカラーに薄型大型デジタルに。VHSビデオがダイヤル黒電話が扇風機が二層式洗濯機がカセットウォークマンがワープロがフィルムカメラがファミコンが前近代的代物に格落ち、アレヤコレヤ、「もう、ぜーんぶがパソコンにスマートフォンに」。家電だけでも、生きている内にこれだけの変化を体験してきた我々は実に面白い時代を生かさせて頂いた。明治維新の時代背景に憧れたりもしますが、この昭和から平成にかけても後の世に振り返れば、特筆もののテンポでモノが更新された。車も自動運転車の実用実験段階らしく、何でも叶えちゃう科学技術系。一方で世界では変わらず勢力争いに血を流しているのが分らない、なんでコチラの方面では過去に学び「殺し殺され」を一義に回避する政治とならぬか。
話を変えます、先週に帯広文化ホールでの松任谷由実ライブ。いやー、六列目でユーミンの表情がはっきり伺えたせいでしょうが懐かしい感情一杯の二時間でありました。以前もお話しした事ありますが、東京で貧乏ミュージシャンしていた頃にユーミンと身近にお付き合いさせて頂いた数年がありました。彼女のライブを見ながら、その出会いから交わした数々の会話、その当時の心情なんかも互いの若き映像と共にクリアに想い出され。現在60才の彼女ですが節制しているのでしょうね、過去20回位ステージを見て来た内でも声は出ている、ルックスも変わらず随分トレーニングされている事でしょう、流石のプロ意識。
僕が歌い続けるモチベーションの一つに、「歌で名を成してから挨拶に行く」を強烈に想い出させても頂いた、ユーミン先輩の上等のライブでありました、「もう少し待っててね!」。