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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,158

Bunhann

2014年11月 3日

 通りすがりの街路樹も紅葉しては散り落ち、「キレイな赤黄色を眺めつつも掃除しなくちゃ」、との昨今でありますが、今週から十一月です、もう冬。また来年の新緑芽吹きポカポカの春まで、暫くの月日を要しますがどうせ過ごさねばならぬ冬ならば、「いかに前向きに過ごしましょうか」、と。
 寒さに何かと限定される日々の生活に潤いを与え、楽しまなくてはセッカク授かった命ですもの。燃料代の高騰に電力の値上げと、切実な暖房経費に頭悩ませながらもね。ボクは一年を通して毎夜のごとく数件の温泉銭湯を渡り歩き入浴していますが、特にこう冷え込んで来ると俄然その時間が輝きを持ってくる。暖かい季節には流れゆく一つの日課も、環境が変わると「お宝の時間」へと。
 こんな「処変われば品変わる」は、周囲に無数に存在する訳ですが、人もそうですね「適材適所」とか言って同じ人でもその立っている場所によって評価に雲泥の差、連れて本人の心の有り様の大違いさ。みんながストレス無く自然に輝く場所に居られたら好いね、家庭に学校に職場に生活圏に。  「多様性」の重要性について最近よく見聞しますが、「みんな違ってみんないい」、とは自らの根本的な思考回路を疑うキッカケにもなり、新曲のテーマにもしていますがその地点から今社会を見つめ直しています。適材適所への具体的な方策ですよね、みんなが勇気あり辿り着ける訳ではないからとて、自然淘汰と突き放すのは人間たる知能を授けられた意味が無くも思われ。
 ガラリと話は転回します、日本の昼の顔とも言われた「笑っていいとも」終了から八か月、タモリロスも落ち着いたこの秋の改編で始まったテレビ番組「ヨルタモリ」について。いやはや、第一回放送分を見て大笑いしましたよ、これぞタモリ氏が世に出だした頃から知る世代の、真のタモリの姿であり真骨頂。賛否両論ありますが「だってコレがタモリ」なんですもの、晩年は本音で好き放題暴れて頂きたい、今更失うものなんて無いものね。

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