No.1,166
2015年1月13日
明けて2015年1月も中盤に差し掛かっています。正月気分も抜け、気分も新たに日々ガンバっておいでの事でしょう。が、少し戻り「紅白歌合戦」話を。
今や特別な音楽番組でも無くなりましたがそれでも「大晦日感」が特別な画面には仕立ててくれる。久し振りに見た中森明菜の歌う姿に時の流れと、変わらぬ危うき繊細さに「大丈夫だから帰っておいで」って気持ちに。同時代をけん引した大トリの松田聖子もサビの高音が出ず戸惑う姿初々しく、娘神田沙也加との同年出演もシミジミ、取り分け母娘の声帯酷似、遺伝子の成せる神技に恐れ入る。サザンオールスターズの桑田圭佑と福山雅治のそれぞれ時代に向き合う「歌詩」に頷き、中島みゆきのこれまた変わらぬ背筋の伸びた「歌いっぷり」に安堵、長渕剛の出演に今夏富士山麓オールナイトライブ10万人動員への意気込みを感じ入り。和田アキ子は珍しくリラックスして歌っていたなーとか、美輪明宏は2012年「ヨイトマケの唄」大絶賛以後は紅白の顔になったなーとか、北島三郎は何処で見てるのかなー、とかアレコレ呑みながらもテレビを眺めておりました(以上方々、敬称略)。 私は年末から風邪気味体調ながらもダラダラとビールを飲み、何処に出向いたりするでもなし、そう言えば「小泉キョンキョン」が昨元旦から四日間一歩も外出せず誰とも会わず、呼び出されねば未だ未だ一人で居たと楽しそうに話していたのを想い出し、同感したりして。確か若き頃は除夜の鐘と同時に居ても立っても居られず一升瓶抱え出かけ、親戚やら友達の家へ出向いては「賀正〜!」、と大騒ぎし新年にかこつけ暴走飲み歩きしていたのよね、光陰矢のごとし。
以上、オトソ気分もこれ位にして引き締めスタートします、今年やる事は一つ、長年曖昧であった距離感の歌を「形」にし全国にお届けします、いよいよブンちゃんの本気を見せちゃいます元年の始まり。「さあ、風邪に気をつけ足元に気をつけ、元気出して行きましょう!」。