No.1,171
2015年2月16日
札幌では雪祭りに帯広では氷祭り、陸別ではしばれフェスティバルと冬の祭典が目白押し週間でした。
雪が無さ過ぎても有り過ぎても、当日の天候次第でも雪像製作と人出に影響あり中々主催者サイドはやきもきのイベントでありましょうが、「祭り」は人々の歴史と営みを確認する大切行事。実際に氷祭りへは小学校時以来、足を運んではいませんが今年は運営を民間委託で趣向こらし、人出も増した様で来年以降へ又期待。
「陸別しばれフェスティバル」は随分前ですが音響の手伝いでスピーカーやらアンプやらを積んだワゴン車に同乗して、「一泊温泉泊り待遇」に釣られて行った事がありまして。その年もとても寒い日で、午後から帯広を三名で出発し会場の体育館に着くなり機材を降ろしセッティング、たしかカラオケ大会と漫才で使う音響用でしたが一通り済むと後は「サウンドチェック」とか言ってボクがカラオケを数曲歌い上げ完了。そして体育館外の会場の様子は、寒空カマクラで一夜を明かす耐寒テストに挑む人々の身体を縮ませながらも嬉しそうな姿と同じく段取りに励むスタッフ達。もうボクらも観光気分に突入して外で熱燗頂き、冬の空に打ち上げられるキレイな花火を見上げつつ「さあ、そろそろ宿に向かいましょうか!」、とイイ気分で話しているとボクらを誘い連れて来た人と現地スタッフとのやり取りが妙な展開に。結局、段取りミスで「宿をとって在らず」で深夜機材を積み込み泣く泣く三名、ワゴン車で帯広に戻った時には白々と夜が明けて参った次第。それこそ「グッスん」もの、出かける前に携帯用のヘアドライヤーをわざわざ購入しお風呂セット持参でウキウキ陸別ツアーの儚い顛末でありましたのよね(泣)。 そんな過ぎ去れば笑い話、も御座いましたが皆さんもそれぞれ季節毎に色んな思い出を抱えている事でしょう。思い出話しながら当時の仲間たちと、お腹を抱えて笑い合える時間は夢の時間だね、まだまだ今年の冬の思い出を創ろうね。