No.1,174
2015年3月 9日
毎年この時期はゴルフ場から年会費やらの案内が届きまして、瞬時に頭の中は広々とした緑の空間が浮かび上がり「あぁー、又ひと冬乗り越えましたか!」、と季節の移ろいを感じさせられ。
二十代覚えたての数年は異常に楽しくて、全ての日祭日は辺りのゴルフ場を駆けずり回っていた。春先にはゴルフ仲間と居酒屋に集合してはヤンヤとカレンダーを広げ、北海道で可能な半年程度のシーズン予定をビッシリと書き込み埋めるが恒例。現在と違い景気感も良く、世はゴルフ等に浮かれていた一面の時代。皆さん海外ゴルフやリゾート、ブランド品買い漁りへと出かける話が普通に聞こえていました。昨今、中国から富裕層なる人々が大挙日本にやって来ては、いわゆる「爆買い」等と称される行動が、日本人達が世界へ向けていた頃のお話し。考えてみれば平成以降の若い人達もそんな日本の、アメリカの名だたるビルも買占めてしまうのではないか、とヒンシュクさえ買っていたジャパンマネーが世界を席巻していた「逆爆買い」の時代を知らないのですよね。今となっては中国のお金持ちへ反面「お恥ずかしい姿」との印象を、日本が世界へ曝していた過去があるから帰国の途、空港で大量の買い物段ボール箱を山にする光景を笑えません。人間は幼小から持ち慣れないモノを大人になって手にすると、見境なく乱発してしまうもの、持ち慣れた側からすればひどくカッコ悪い行動、も、人間なんてそんなもの。
一方、韓国発のいわゆる「ナッツ姫騒動」、財閥のお嬢様が自身役員務める飛行機内でのご乱行振りに、韓国世論はココゾとばかりに締め上げる。けれどお嬢さんも市井の人々も気持は分りますよ、気質と環境とで致し方ないが、「時代」と言うか「世の気配」に連れて許容範囲は格段に変化する当世。ゴルフばかりして浮かれていると怪我もしましょう、ネット界で申す「炎上」とやらに振り回される「世界丸裸過渡期の地球」よりお届け致しました・・・(^^ゞ 。