No.1,180
2015年4月20日
北海道知事選と道議選が投開票なり、とりわけ道議帯広市区自民系乱立で一喜一憂あった模様。
候補調整次第で結果左右しますがこれも選挙、出たい人が出るべきで党の思惑で投票前から当確選挙に突入すべきでもありません。自民からは「調整失敗」と敗因を揶揄されしも選挙は仕掛けて誘導では無く、民主主義とは市井の有権者のモノでありましょうしね。その意味でも立候補者が定数内で無投票確定ならば、候補者サイドはそりゃ安堵でしょうが、有権者サイドからは無力感で疑問符もの。知事選では現役多選、高橋知事へ本気で対抗起った佐藤氏の気概は記憶に残り、もう一つ風が吹かなかったけれど「体制」に疑問を問う存在に意味あり。無関心に傍観する風潮に異を唱え、国民に考えるキッカケを与える行動、無くしてはイケませんね。今回は他県の知事選でも保守総勝ちらしいですが、その背景にアベノミクス円安株高操作でお金が回る期待裏打ち、これが何より優先し原発に自衛隊派遣も呑み込み市民の選択は「今のお金」優先へと。
昨日は関西電力高浜原発再稼働差し止め、福井地裁仮処分決定で市民の申し立てを認めましたが、三権分立の気概を久し振りに見た気がしますよ。今世は政権側から「あまり邪魔をしてくれるなよ!」とマスコミ、特段テレビ朝日へ圧力がかかる話しを聞きますし、報道ステーションでの古賀氏騒動、沖縄県知事との辺野古移設に関わるやりとり、そして今回の原発仮処分も国民が自ら考える機会にしなければ「白紙委任体質」は増すばかりで見て見ぬ振りが蔓延の世の中はマズイ。
日本人として地球人として「今」を生きる命の炎をゆらす、そんな遺伝子が活性化していない気がするのは矢張り「平和ボケ」していましょうか。今後アメリカの庇護を脱しつつ独自の軍、自衛隊を全面に立て米中二大強国世界をイスラム過激派混沌世界を、ドウ泳ぎドウ独立国として日本は存在感示す腹積もりなのか、「勝手に先走らないで!」と言いたし。