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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,181

Bunちゃん

2015年4月27日

 もう直ぐゴールディンウィークですね、合わせて十勝帯広でもようやく桜の季節です。「遅い様な早い様な」、の感覚ですが今年も三分の一を消化したのは矢張り早い。否、「消化」と表現しましたが、「積み上げて来た」と肯定的に捉えたいものです、能動的積極的に人生を歩んでいかなければ。
 さて、桜と申せばお外で「お花見酒」が世の、呑兵衛達の毎年のお楽しみではありますが、近年はパアーッとやる気力も失せ、人を集めジンギスカンセットを生ビール樽を携え公園の桜の樹の下バカ騒ぎも懐かしく。とは言っても、ポカポカ陽気に誘われてその頃の休日は自転車に跨ってフラフラと、「誰か知り合いが宴会していないかな」、と期待しつつ緑が丘公園なんぞへ出かける事もあります。
 過去にもこの時期書いた事ありますが、貧しき上京時には江戸川沿いにある里見公園へ連日、ギターかついで流しの如く歌い歩いては、ソコラの花見人達に招き入れられ「タダ酒」を御馳走になり、ウハウハ酔い転げていたものです。加えて日頃から「学生」って看板だけで、なおかつ「北海道」から来たは金看板になり何処の赤ちょうちんに入っても可愛がられて御馳走にあずかりました、今でも学生はそうなのかな、そうだったら好いのに。ただ、そこで出会った酔い人に勢いで盛り上がっちゃって、その人の地元の酒場までついて行き、又飲んだあげくに気が付いた時には一人、全く知らない街のべンチで寝ていた、なんてマンガの様な経験も何度か。そこから帰るのが大変でね、よく何時間も酔った身体でぼう然と歩いてね、東京にいる頃はとにかく歩いたね、電車賃も無くてね、タクシーなんて選択肢はありませんでした。想い出してもバカバカしい青春の数々の思考に行動はセピア色で「バブル」の風に吹かれた世の中、今となっては自分ではなく、何処かの小説で読んだ世界の様な気がします。
 そして北海道では一番良い気節が始まります、平成27年目の五月からを楽しもうねっ。

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