No.1,191
2015年7月13日
まずもっては七月五日、ちょうどボクの誕生日二日後のライブでありました工藤忠氏との帯広でのジョイントライブ、おかげ様で楽しく盛況の内に終わらせて頂きました。お越しいただきましたお客様、関係諸氏の皆さま、誠に持って有り難うございました。そして今回もビデオ映像を撮りまして、過去のものと合わせライブDVDを編集発売致したくこれから構成、選曲始めますがココまでのボクの音楽人生の集大成と位置付けております。
昨今、インターネット時代に突入してから音楽CDも売れなくなり嘆いているミュージシャンも数多であり、今更ながら活動をliveに移す大御所達も散見されますが、ユーチューブとか無料で気軽に世界中の音が無法配信され、これから統制もされていくのでしょうが今を生きる表現者には切迫した過度期。ボクは敢えてこれまでネットには載せないで様子見していた感だったのですが、もう、人生において音楽人生においてタイムリミットが見え出し悠長な事言っていられない、ので、さらけ出す覚悟を決めてみましょうかと。中途半端に長くやり過ぎてしまいましたね、サングラスだけは多分棺桶までも外さないけれど、表現者として殻を破って勝負に出ましょうか、と。
今回のライブでもステージに上がり歌いながらも、一方の自分が冷静に「ブンちゃん、君は本当は何を歌いたいのだ?、処に行きたいのだ?」、と問いかけていた。精いっぱい歌う、その先を求めている自分を初めて意識した様な不思議な感覚の90分間のステージだった。愛情に溢れた眼差しで見守ってくれるいつもの仲間達、そんな皆をもっともっと幸せな時間世界へ連れて行ってあげなければ。「何をしてあげられるのだろう」、ともどかしくて歌っておりました。こんなチッポケで、バカな男をどうして皆は愛し見守ってくれているのだろうか。幸せのお返しをしなければ、節制してもっともっと良い歌を歌い上げて行くよ、その答えを探しながら。
ありがとう。