No.1,195
2015年8月10日
お盆休暇の真っただ中に入ります、家族連れ遠路帰省しては故郷の家族親類知人の顔を見て近況報告合ったり、一杯飲んだり出来たら良いですね。
年に何度かの家族サービスにクタビレもしましょうが日本の風習、お盆に暮れの連休にはそれぞれの御家なりの過ごし方で。その内に時代は変わり、ワザワザ渋滞に呑み込まれての儀式も変化しましょうが、その時はその時。 十勝でも花火大会に盆踊りと夏祭り絶頂タイムへ突入致しますが、さすれば流石に「今年の夏」もそろそろ潮時かな、って気にもなって来ます。寂しくなるから「まだまだ今年の夏はこれからよ!」、と幾度となく時間の経過から目を逸らすボクではありまするが。
近頃も30度超えの日々が続き、全国天気ニュースで日本列島の中でも帯広が一番気温なんて事も割と当たり前に受け止める様になって参りましたがこの先、十年二十年後にはどんな日本列島模様になっていようか。
単純に温暖化が進むよりかは劇的な環境変化の中にいるって感じしますね。それは多分、この星に生物が住むには過酷な方向へのシフトでしょう。地面下のマグマも、より暴れん坊化しているし第一、これまで何度も天変地異起こり「地球の破壊と再生」宿命下でのひと時のボクらの生活、って認識も無さ過ぎますね。そんな事へも思いが及ばずに、その気になって「日々性懲りも無く」争いごとに終始しては、疲れ果ててね。
お盆だからこそ御先祖様の、そのもっともっと前のこの地球年輪を一皮ずつ重ね生き繋いできた生命達の営みに思いを馳せたい。たかだか精々生き続けても、ここ百年程しか実感として世を見届けられないボク達も「けな気で不思議な存在」ですが、その巡りあわせで今を生きる全てのもの達へ。それは、例え「生き続ける事に疲れ、もういいや」、って心から答えを出そうと腹を決めかけていようとも、「たかだか人類史の一滴にも満たない時間、共に転がる石コロに為るのも悪く無いよ」、って。