No.1,196
2015年8月24日
お盆も過ぎてにわかに秋の入り口気配、夏の甲子園高校野球も明日決勝が行われ閉幕。早稲田実業の一年生スラッガー清宮君と関東第一のオコエ君が準決勝まで勝ち残り期待どおりの活躍見せ、今大会を大いに盛り上げました。 王さんの始球式から始まり、数年ぶりに結構の試合をテレビ観戦しましたが皆、それぞれの選手の完成度は格段に全国平均してレベルアップ感じ入る。特に印象残ったのは各打者のバッティングホームが画一化している事。どこのバッターもグリップ高く大きな構えで皆同じ選手に見える、これも科学的根拠から行きついたのでしょうが、見る側からしたならば、もう少々個性的フォーム選手が欲しいもの。最も少年野球時代から、指導される型なのでしょうが投手も同様に、速球とスライダー全盛で現代の一流プロ投手仕様です。
それと、時に指摘される様に全国津々浦々と強豪校は越境入学選手混成チームで北海道から沖縄まで「地の利」、は語られる事無くなりましたね。兵庫から越境した田中のマー君が駒大苫小牧で甲子園制覇した辺りから、何とはなしに黙認の雰囲気で全国に浸透して行ったのかもしれませんが、これも時代なのでしょう。有望な選手と親御さんからしたならば、選手として甲子園目指し、世間にプロ球団にアピール出来る機会を求め青春の三年間を知らぬ地で賭ける心情、は理解出来ます。親元離れて希望進路に沿って学ぶ、が一般学生より三年早く仕掛けたって事だもの。「地元意識もグローバル化」って処でありましょう。
そして直ぐに九月、「セプテンバー」って響きがそもそも洒落てセンチ気分にもなりますが、涼しくなってくると又それなりの自然界気候の移ろい、を楽しむ術を人は求めて。食欲の読書のスポーツの紅葉の、と秋を迎え入れる心構えを整えつつね。
そして急に肌寒くなるから布団に上着は小まめに対応し、風邪には気を付けて。今年も残り三分の一です、やるべき事を精査し行動起こさなくては。