No.1,206
2015年11月12日
ボクシングの亀田三兄弟の上のお兄ちゃんが先日米国でのタイトルマッチに負け引退表明、因みに今月には彼も二十九歳。
思えば彼ら親子のボクシングにまつわる騒動は父さんが暴れん坊将軍的に三兄弟を鍛え上げ、その成長ぶりをTBSテレビが独占で追い、それは当初成功し「ドル箱」。がしかし、やがて父さんの血気盛ん過ぎる狼藉がこの御時世人々の嫌気を呼び。
連れて彼にデコレーションされた子供達も沿い「ヒール役」演じ続けるも雪崩を打って父さん同様干され。勝手は許せぬとボクシング協会も彼らを追放で、この国で試合が出来なくなって久しいも、民衆からも「亀田ファミリーラブコール」起こらず細々の活動続き、長男は敗退機に引退。そして二男も続き網膜剥離理由で現役引退発表へ、中でも実力あるらしい三男を除き一連の亀田祭りは終焉。今後、引退した二人は「お笑い系ひな壇番組」なんかに出て司会タレント相手に軽口たたき笑い取り「案外いいやつじゃないの!」、なんて好感度上がっちゃって暫くは生活して行くような。
子供の頃からストイックにプロの頂点目指した人生だったものの、三十歳前後は普通にスポーツ選手にはそんな時期、時代も「スポ根」は流行らず正に潮時、好き嫌いは別にしても一時期の終わりです御苦労様。彼らの先輩格の辰吉丈一郎選手は四十五歳にして未だ現役然としトレーニング続けている模様でありますが、好きな事を出来得る環境の内は続けるが好ましく羨ましく。
十人十色で色んなところに色んな人が居て、世界を見渡す気にもなって来ると言うもので近年はテレビ番組も「世界の・・・」とタイトルが付けば高視聴率らしく、実際にテレビ欄を見ると多く存在し。
大家族の成長ぶりを追いかけるなんて番組も以前流行りましたが、現在の『インターネット世界丸ごと瞬時把握時世』では人々の趣味趣向はここ十数年で愕然と地殻変動起きております。うかうかしがちですけれど世の中入れ替わっているのよね。