No.1,211
2015年12月14日
最近、帯広文化ホールで観てきた三公演につきまして。
まずは「同窓会コンサート」、西城秀樹にあべ静江に伊藤咲子に辺見マリに小川知子にリリーズに西口久美子、尾藤イサオに加橋かつみに大野真澄にあいざき進也。名前を並べるだけでも大変な11組に上るかつて一世を風靡したオールスター、懐かしき昭和の紅白歌合戦を現場で観ているよう、上手い事タイトルを付けましたね同窓会とは。
平日の昼夜二公演も共にほぼ満席、西城秀樹氏も病気の後遺症を見せるも他の出演者に支えられ元気に「YMCA」を歌っておられ。子供の頃、総合体育館で彼の全盛期すさまじい「ヒデキコール」の中、コンサートを思い出しては、しみじみ。あべ静江さんとは学生時代、市川市でボクが初めて歌い出したライブバーで何度かお目にかかった事あり、中休み時間に少しお話しを。皆さん時間経過分の変化は御座いますが、こうして日本中旅して姿を見せてくれる企画は「時代のニーズ」、先々まで続けられますよう。
続いて富良野塾OBユニットによるお芝居「シコバラ」、今回は倉本聡さん作演出ではありませんで「お笑い感」満載。富良野塾芝居へ行くそのキッカケは、年明けの幕別ホールでも行われる「屋根」って言う題目の芝居なのですが。七年前、新聞で見かけ札幌に行く用事重なり道新ホールで観覧したのですが、有る場面急に涙腺が崩壊して大泣きに。
かねてより多々芸術系ライブを見てきたが泣くは初めて、その時のパンフレットで翌日に幕別ホールでも公演が有るを知りそれも行き、又、同じ場面で泣。そんでもって公演後、倉本さんに「いやー、昨日も札幌で拝見いたしましたが連日やられました」、と告げたりしてそれからですね、「富良野塾芝居通い」は。来月の「屋根」も如何なる進化を遂げて襲ってくるか楽しみであります。
最後に斉藤和義イン帯広文化ホールですが、彼のライブは二度目でしたが今回の出来は良かったですよ、円熟してまいりましたね。