No.1,222
2016年3月14日
テレビドラマを週に数本見るのが、それぞれの曜日の楽しみにもなっているここの処。
まずの作品は今週も観ながら一人、むせび泣きました月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。主役男女の有村架純と高良健吾のやり取りが緊張感をもって丁寧に制作されており、切なく泣かされます。有村架純は最近、携帯電話の三太郎シリーズのCМで知り、面白い存在と魅力を感じたばかりの娘さんですが以後の仕事も注目株。
続き「わたしを離さないで」、は予てより御贔屓女優の綾瀬はるか主演。原作は日系イギリス人作家で元々高名な小説の様で。このドラマの空気感もいいね、流石に日本の役者は「おもてなし文化」の人々で繊細さを表現するに長けているような。
次に「ダメな私に恋してください」は、朝ドラ「あさが来た」出演で大ブレイクしていたらしいディーンフジオカなる男優に注目。この番組で彼を見た時には懐かしいデジャブ感を憶えて「?」、で蘇ったのはスマップの木村拓哉をドラマ「ロングバケーション」で初めて観た時の鮮烈さ。「フェロモン感」とでも言うのか、その時以来に重なった印象を受けましたディーンフジオカ君には。ちなみに「ロングバケーション」を紐解くと放映されたのはちょうど今から二十年前でありましたよ!
次は香取慎吾君の日曜ドラマ「家族ノカタチ」、これは現代の若者の心情傾向が良く捉えられていて題名通りに世代格差を受け入れる覚悟、なんか突きつけられます。
そして日曜と言えば夜8時NHK大河ドラマ、今年は「真田丸」ですが「新撰組!」以来脚本の三谷幸喜氏の手腕に期待、どこの場面で笑わせられるのか、そこに意識が行ってしまい過ぎがやや難点ですが。
そして今後のお楽しみ、これもNHKになりますが今週土曜日から始まる今後3年間かけての大作「精霊の守り人」。これも綾瀬はるかなのですねー、ハートがピュアだとどんな役柄にも憑依出来得る典型の人、のような。