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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,223

Bunちゃん

2016年3月21日

 民主党と維新の党が合流して唐突に「民進党」、が誕生しましたが何だか盛り上がらずに。
 安倍一強と言われ、かの政府案に対して賛否両論も対抗軸としての野党の存在は薄々。「危ないなー」、とアメリカ大統領補選の台風の目トランプ氏を連夜見ていますが、それでも選択肢に沸く米国民を見ていると、一面羨ましくも有り。日本も安倍政権を脅かす対案勢力在るが健全だろうに、そこを目指しての合流でしょうが反対の為の反対の域を出ぬような。
 来月は北海道五区、町村さん後の補選で自公対民共他で、今年の参議院選挙足掛かり故、要職処も駆け付け又、新党大地親子の民から自への転要素も含めて注目。そして、一説有る解散総選挙で一気に安倍総理念願の憲法改正へカードを切り続けるか。高齢者へ三万円付け届けに、消費税上げ先送り、先の辺野古裁判の和解とか、今般の待機児童主婦ブログ騒動への対応もしかり。安倍さんの政治家としての集大成がお祖父さんの信条踏襲で憲法改正ならば、最後の最後の大逆転国民支持率奪取へのカードは「脱原発宣言」でしょうが。
 話は11日、東日本大震災から五年を経た関連報道を観ていて思った事へ。人間とは元々、時がたてば記憶は薄れゆき忘れる生き物、つらく悲しい出来事はそうして自然に流していくが最良か、との認識もじわり変容して来て。あれから五年たち、ポツリポツリ語りだした被災者方々の姿に、途方もない深い心の傷に接し直ぐ様重なったのは、戦争体験者方々。近年正に考えているのは、戦後七十年を経てもなお戦禍の記憶に支配され生きる、生きた、戦争体験者方々の心の傷。いかに折り合いをつけて以後の日々を乗り切り得るか、そこの辛苦さを想像することが、今社会の判断基準かもしれない。
 震災は戦争と並ぶ破壊でした、物質は未だしも「トラウマ」とは高等動物の宿命なれども、重すぎて。安倍総理も、「父の祖父の影」、に追い立てられ奮闘しているのでありましょうが。

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