No.1,225
2016年4月 4日
直前まで巨人の若手投手の博打関与と、複数球団の円陣声出しご祝儀金問題で揺れていたプロ野球界も、何とかセパ両リーグ一斉に開幕。
今度ばかりは読売のナベツネ氏も引責辞任で、高木投手の涙の謝罪会見とで帳尻合せ。これら閉鎖的社会の悪しき慣習、今の法令順守うるさい世の中であっても縦社会のせいも有りダラダラと。「これってマズいんじゃないの?」、って感じても言い出し人には成れない雰囲気であったのでしょう。
本当は原発も安保法も同じような空気の中で推移しているのですが。
ばんえい競馬の関係者がネットで馬券違反購入していた問題も、この度決算で売上増での増収発表あり、こうなると余計に臭いものには蓋をして利害関係成立なる上は、穏便にとの方向へ。
政治家に噺家に音楽家に教育家に不倫騒動が立て続け表面化で、所詮世の中、男と女の原始的本能は社会が幾らデジタル化されようが変わらない。
が、理想はせめてブレーク中のラグビーの五郎丸選手であるとか、日ハムの大谷君であるとか、現在民進党の顔に大抜擢中の山尾氏であるとか、これから、その道の顔に成長しそうな方々にはいわゆる「身体検査」的高潔性を望んでしまいがちですが、人生の正解なんて外からは計れませんしね。ジャンプの高梨選手を見ていてもダントツ成績には驚愕しつつ、感情移入に迄至らないのは長嶋茂雄選手を知っているからなのか。
多分、これからの時代の人々は今の社会で言う処の「危機管理」を早い段階で教育されてしまい、プロ野球選手のインタビューでもここ十年前程から気になっていた皆揃って同じセリフを言う「応援よろしくお願いします」の流れにも表れている「無難最重視言動」で縛られ。ネットで炎上もプラスマイナスありますが、今回の「保育園落ちた論争」で政府を動かしたのも事実。 対世界一との囲碁戦勝利で急成長を見せつけた「人工知能」様、『この先は何もかもをお伺い立て判断する世の中』は存外、ここ数年内の事らしく。